07.新人見原の奮闘記!

今回は、弊社の心臓部ともいえる《削り機》を紹介いたします。

1.削り機の種類
私の勤めている工場では‘中島式自動削り機’(図1)を使用しています。この方式の削り機は、原料受け皿に原料を乗せると自動的に節を削るところまでもっていき、削り盤の手前の投入口(ホッパー)に入ったことをセンサーが感知すると、ホッパーが開き、ジョーゴに節を投入します。ジョーゴというのは、節をエアーの力で削り盤に押し込む所です。ジョーゴに関しては、後々に詳しく紹介します。

図1: 中島式自動削り機

削り盤に節が押し込まれることにより、鰹節が削れて削り節(花)が出来ます。その一方、鰹節の表面の黒い部分などは、花が通るところとは別の所に集まるようになっています。不思議に思われるとは思いますが、実際に振り分けられています。この仕組みにつきましてはジョーゴの解説のところで詳しく説明いたします。

図2 ジョーゴと削り盤

以前の削り節機は‘鳥羽式’が主流であったと聞いています。弊社にある鳥羽式に機械では、ジョーゴの所に人の手で鰹節を入れます。モーターで軸を回し、軸と連動した押し込み部分を動かすことによって節を削り盤に押し込ませて削ります。

鳥羽式は自動ではありませんが、大きな原料(4.5以上のサイズ)も削ることが出来ます。中島式ですと大きい原料は引っかかってしまうことが多く製造に適さない場合があります。

次号は、削り盤とカンナ刃について紹介します。この部分は、削り節の品質の大部分を占めていると言って過言ではありません。