01.お勧めの1冊

《将の器 参謀の器》
堂門 冬二 著    青春出版社

最近は、若い女性に歴史ブームが起きています。彼女達は戦国時代の武将や参謀として活躍した戦国武士を現代のアイドルの様に思い、その武将たちが活躍したであろう、城下町や歴史遺跡に足を運んで彼らを偲んでいるようです。

「現代の若者」と呼ばれるであろう私?もこのまま黙っている訳にはいかないと、この本を購入しました。作中の徳川家康の話です。

岡崎城に居た頃、城の宿直は3人制で行われていたのですが、家康が宿直室へ行くと宿直が1人しか居ません。理由を聞くと、他の2人は遊びに行ってしまったが、3人目の私まで遊びに行っては宿直がいなくなってしまうと、答えたそうです。

家康は、ならば私が留守番をしてやるから、お前も遊びにいって来いと言った所、この宿直は礼を述べ宿直室を飛び出して行ったそうです。しかしこの宿直は遊びに行っていた仲間の宿直を呼びに行き、3人で宿直室へ戻ってくると家康は「戻ってきたか、ならば交代しよう」と宿直室を出て行ったそうです。

将たる器の者は、部下の行動の先を読んで言葉を発し、部下も家康の言葉の意味を敏感にとらえた例です。私は家康の様にはきっと言えませんので武将の器では無い事がはっきり分かりました。

また、この宿直の様に家康の言った意味を敏感にとらえられそうもないので、武将の参謀には向かない事もよく分かりました。私は、今のままでは雑兵というところでしょうか。もう少し修練します。