04.HACCP 洗浄

こんにちは。今月も、先月の続きからお話をすすめて行きたいと思います。洗浄方法として、洗浄剤を泡状にして吹き付ける方法をご紹介しましたが、弊社でも調味乾燥工場にて使用しています。

中性除菌洗浄剤で、毎日洗浄をしていますが、特に汚れの強い部分には、弱アルカリ(塩素系)の洗浄剤を使用しています。泡洗浄用の専用機械を購入し使用しておりますが、ATP検査キットで洗浄効果を確認したところかなりの洗浄効果があることがわかりました。

この機械ですが、泡洗浄に対応した洗浄剤であれば、属性に関わらず使用できますのでお勧めです。

泡を作る機械としては、コンプレッサーを使用してきめ細やかな泡を作る機械もあれば、ホースに簡易的にセットし水と混ざりながら泡ができるタイプなど色々あります。

また、これらの機械は混合装置で、洗浄剤と水と一定の濃度で均一に混合することができるのもメリットです。対象の汚れの状況や予算に合わせて選ぶ事ができますので、必要な状況が浮かぶ場合はご検討してはどうでしょうか。

話が少しそれましたが、洗浄方法は清掃する機械の構造によって分類することができます。
一般的に「CIP」「COP」と呼ばれているのですが、それぞれについて説明します。

CIP…clean in place
機械の洗浄が設置した状態で行える洗浄方法です。循環式の加工システムの場合ライン(配管やバルブなど)の洗浄に洗浄溶液を循環させて清掃・殺菌する。液体の製品の加工ラインでは、こういったCIP洗浄を適用している事があります。弊社の液体製造ラインでも、この方式を採用して洗浄・殺菌しています。

COP…clean out of place
こちらは、洗浄するにあたり設備を分解しなければならない洗い方のことを言います。機械を洗浄する時に、分解して洗わなければ洗浄・殺菌できない場合は、COP洗浄ということになります。

ですので、洗浄剤の使用方法としては、・浸漬する方法、・発泡洗浄する方法、・CIP洗浄またはCOP洗浄、・手洗い(バケツ等)になるかと思います。注意点としては、洗浄剤はある程度の時間浸しておくほうが、汚れも落ちますし、微生物を除菌する効果も高まるということを、忘れないでください。

次回は、洗浄に使用する道具などのお話に移りたいと思います。