04.洗浄から消毒について

こんにちは。

先月は、洗浄に使用する水の管理のところまでお話しました。今月はその続きから始めたいと思います。

使用水の安全を、機器や検査にて確認できれば、安心してすすぎが行えます。

洗剤を使用した洗浄が終わったら、この洗浄剤を完全にすすがなくてはなりません。もし、ライン上に洗浄剤が残ってしまった場合、その後の消毒の効果に悪い影響が出てしまうからです。

ですから、洗浄後のすすぎは徹底的に行う必要があります。

(洗浄剤は、メーカー指定の濃度で使用する事をお勧めします。泡立ちが豊かな方が洗った感じがする人も多いかと思いますが、濃度が濃い洗浄剤で洗浄した場合、すすぎにかなりの時間が必要になってしまいます。効果的な洗浄濃度で適切なすすぎを行う様にしましょう。)

すすぎが、きちんと行えた後は、最後の仕上げに食品との接触面を消毒しておく必要があります。この消毒には、色々なものがあるかと思いますが、一般的なものとして「アルコール」があります。

アルコールは、色々な濃度のものが売られていますが、75%濃度のものを使用している工場が多いようです。
消毒剤として、アルコールを使用する場合、注意しなければならないことがあります。

それは、すすぎ後の水分の存在についてです。

水で洗浄剤をすすいだ後、そのままアルコールを噴霧してしまうと、アルコール濃度が低くなってしまいます。
仮に75%濃度のアルコールを使用していた場合、水分が残っているとその水分の分だけ、アルコール濃度が下がってしまいます。

こうした事が起こらない様に、すすぎ後の水分はきちんと除去しておきましょう。また、食品の製造ラインの消毒ですから、きちんと認可されているものを選ぶようにしましょう。

アルコールの使い方ですが、そのままかけてしまうより、タンク型の噴霧機やスプレー容器等を使用して、まんべんなく噴霧してあげて下さい。

そのほうが殺菌効果が高くなるそうです。
アルコールは、全ての菌に万能ではありませんから、その効果を過信しすぎないようにしましょう。