03.相場の動向について

こんにちは。生の鰹の相場が急上昇しておりますので、鰹節に関する製品を取扱に成られる方に、詳細に説明していきたいと思います。

「鰹節の出来るまで」は、暫くお休み致します。

3月にきて、主に加工用に向けられる巻網冷凍鰹の市場の相場が暴騰しております。

鰹節業者を例に取ってみますと、通常メーカーは、原料在庫(生の鰹)と製品在庫(鰹節)の2つの在庫を持っております。

各製造メーカーによって、2つの在庫量は違いますが、両方の在庫を持つことにより、市場とのバランスを取っておりました。今、このバランスが少し崩れつつあります。

円安における海外への輸出の相場が前回も説明しましたように上った事が一つ。これにより、国内で鰹を購入する価格が上がった為、鰹節業者が仕入れ量を少し抑えるようになりました。

次に国内に入ってくる、輸入の鰹が少なくなりました。
あなたは読まれていて不思議に思うかもしれませんが、その時によって輸出される鰹もあれば、輸入される鰹もあるのです(同時期にあります。)

主に鰹節をはじめとする加工向けの鰹は、インドネシア近海でとれた鰹と、台湾船の船が遠洋でとった鰹の2つがあるのですが、日本よりタイの缶詰業者や、中国の業者の方が高く購入するという事で、日本には輸入の鰹が入ってこなくなりました。

数ヶ月前までは、鰹節業者も相場が高くなっていく中で、自分達の製品在庫を出しながら、生の鰹の在庫を調整していたのですが、生の鰹が潤沢に日本に入ってこないものですから、いよいよ生の鰹の在庫が乏しくなって来ました。

結果的に、市場でのセリなどにおいて、自社の工場を動かすためには他者よりも高い原料を購入せざるを得ない状況になり、生の鰹の価格が暴騰しております。

国内においては、原料が超高値に推移し、外国産においては円安によって、鰹節の価格が非常に高くなっております。

現状の価格ですと、1年前に比べ1.3倍~1.5倍以上になっております。また、これに伴い別原料節の鯖節類なども、相場が急上昇しておりまして、予断を許さない状況になってきました。

詳しい状況につきましては、下記TEL 054-625-2201仕入れ担当 小林まで、ご連絡ください。