08.9月1日 敬老の日

山彦は田舎に住んでいる。行政用語では「中山間地」をよばれ、そこには老人が多く住んでいるのが特徴のひとつである。田舎は老人が多い。さてどのくらい?

それらを数値化したものが高齢化率と呼ばれ、地域の人口に占める65歳以上の人数の割合で判断するらしい。山彦の在住県での高齢化率は24.1%。全国では23.3%なので、ほんのちょっとだけ高い。

さらに山彦の自治会は、脅威の46%! 数字の上からはなんと人口の半分近くが老人とみなされるのだ。山彦の感想としては半分は○で、半分は「?」

最初の「○」は、山彦の近所の村人を思い起こせば…確かに65歳以上は多い。老人世帯も多いのでそんなもんかな。後の「?」は元気な人が多いのであんまり実感がないなあ。

たとえば「限界集落」という言葉がある。高齢化率が50%以上で共同体としての機能の維持がむずかしい状態をさすらしい。そこにはやるせない悲壮感がただようが、おかげさまで山彦の田舎ではそれぞれに応じた役割をもって生活している。ある人は農作業に、家事や仕事に、またある人は趣味やグランドゴルフにいそしんでいる。

敬老の日を前に少子高齢化を憂える記事か満載となる。子供が多いのは本当にすばらしく、それだけで希望が満ちる。それに負けないくらい元気な老人も「明るい田舎」に貢献している。

「年収がいくらか」という基準やコンビニがなくても困らないだけの知恵や技術をもっている今の老人達に怖いものは無いに違いない。

十数年後 山彦も老人の仲間入りだ。

その頃はどんな老人になっているのか、心配でもあり楽しみである。もっと修行が必要だ。