05.~品質管理~「品質」とは何か?

<品質管理>製品の内容の善し悪しの程度を意味するものが品質であり、できるだけ良い品質をつくるように、また出来るだけ標準の品質にばらつきが生じないように管理活動を行うことが品質管理です。

一般に、品質管理は次のような手順によって実施されています。

 

  1. 要求される品質標準を決める。
  2. その品質標準を達成するための方法を決める。
  3. 製品の検査結果を品質標準と比較して、評価する。
  4. 製品に相違があれば、品質標準にあうような対策を施す。

品質は人によって受け取り方が違ってきます。たとえば、A社の製品はB社の製品より品質が良いという人もいれば、反対意見の人もいます。このように人によって、品質に対する期待は異なり、モノの善し悪しの受け取り方が違ってくる事が多く見られます。

品質とは「本来備わっている特性の集まりが、要求事項を満たす程度」要求事項とは「明示されている、暗黙のうちに了解されているか、又は義務として要求されているニーズもしくは期待」とされています。

つまり、顧客に提供される品物やサービスが持っているいろいろな特性が、明確に仕様書などで示されているニーズおよび期待に応えているかどうか、ということでしょうか。

しかし、暗黙の了解事項にはあいまいな点が多いのは確かです。顧客によって解釈が違うことも、その大きさの要因です。モノやサービスを顧客に提供するにあたって、顧客のニーズを的確に把握して、それに対応していくことが大切です。

品質に対する受け取り方は、あいまいな暗黙の了解事項や顧客の受け取り方の違いにより異なってくるだけに、モノづくりにおいて大切なことは、顧客のニーズを的確に把握し、それに応える努力を日々続け、顧客に満足してもらえる、よりよい品質のモノを提供していく事です。

参考資料:よくわかる、これからの品質管理