08.山彦日記  11月1日 田舎の祭り

山彦は祭りが大好きである。田舎暮らしの山彦であるが、というか田舎暮らしだからか人が大勢集まるイベントに興味をひかれ、機会があれば積極的に参加し、いささか趣を異にするやも知れないが、万国博覧会などの大型イベントにもできうる限り見物に行ってきた。

東京オリンピックの開催がようやく決まった。2020年7月開会式を迎える予定だという。

東京都が2016年の招致に向けて動きだしたのが2006年であるから、7年間の招致活動がやっと現実を引き寄せた。この大きなスポーツの祭典が7年後日本で行なわれるのだ。

2006年当時からオリンピックが日本で開催されればいいなあと単純に考えていた。いや本当は更にさかのぼって1980年頃名古屋市がオリンピック招致を始めた頃から、かげながらひそかに山彦は応援していた。

山彦の田舎の祭りは山車を引いたり、皆で踊ったりするような参加型ではなく、花火を奉納する見物型のお祭りなのであまり燃えない。ところが数年前からお祭りではないが、新しいイベントが定着してきた。

それは「茶畑での中心で愛を叫ぶ」という催しである。「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」に触発されたかと思われるが、かつて茶の生産がずっと盛んだった頃 茶摘み時期に他地区から茶娘が手伝いに来て茶畑は出会いの場にもなったことに由来するらしい。

思いのたけを人前で叫ぶなんていささか年をとっている山彦には敷居の高い祭りだが、年々参加者が増えているらしい。これも時代の流れか…

やっぱり山彦はオリンピックがいい。今から決めている。7年後どんなことでもかまわない。何としてでも、もちろんボランティアでいいからオリンピックに関わりたい。「がんばれ山彦!!」