05.品質管理とはどんなことか

品質管理という言葉には、次のような二通りの解釈があります。

このため、品質管理について話をしているときなどに、ときどき意志疎通がうまくいかないことがありますので、注意する必要があります。

一つの解釈は「狭義の品質管理」です。品物の品質を主体として、顧客に、よりよい製品を経済的に提供するための品質活動の事です。

統計的品質管理などの手法を用いて製品の品質改善を行う活動で、「日本的品質管理活動」とも呼ばれています。一方、その日本的品質管理活動と品質保証活動を「広義の品質管理」といいます。

顧客や社会の要求する品質を満たし、顧客の満足が得られる品物やサービスを経済的につくり、提供する改善活動を効率的に行う、体系的な活動のすべてを含みます。

品質管理を実行するにあたって、6つのポイントがあります。

  1. 顧客の要求を満たすことを、経営者をはじめ、従業員全員が認識すること
  2. 目標を決め、達成するために管理サイクルを回して、さらにステップアップを図っていくこと
  3. 顧客に満足してもらえる製品やサービスを提供するための仕組みをつくり、その仕組みを継続的に改善していくこと
  4. 顧客の要求やニーズを的確に把握し、顧客の要求やニーズにあった製品やサービスを企画し、作り込んでいくこと
  5. TQC活動の核であるQCサークル活動を活性化し、品質向上を図るとともに職場を活性化させること
  6. 不適合品をつくってから是正処置を行うよりも、不適合品をつくらない、予防処置に重点を置くこと

よりよい製品やサービスを顧客に提供するための活動をすることで顧客満足につながり企業としては、顧客信頼の向上、利益の向上につながるかと思います。

参考資料:よくわかるこれからの品質管理