05.品質管理と品質保証の違いとは

品質に関する全ての活動を「広義の品質管理」といい、品質保証も含めたマネジメントとしての品質管理です。品質管理の解釈の中にもうひとつ「狭義の品質管理」がありました。

これは品物の品質を主体として顧客によりよい製品を提供するための品質管理です。

狭義の品質管理も品質保証も、顧客に満足してもらえる製品を提供するという目標は共通していますが、品質保証は顧客との約束を満たすという、顧客に視点を置いた品質活動であるのに対して、品質管理は、よい製品をより安くつくるという、社内に主な視点を置いた品質活動といえます。

品質保証活動は、顧客が買い、安心して使用し、なおかつ満足してもらえる製品およびサービスを提供することを保証するための計画的かつ体系的な品質マネジメントとしての活動です。

そのためには、顧客に品質を保証するための仕組みづくりと、顧客に満足してもらえる製品やサービスをつくり出す品質管理活動とを行うことになります。

品質保証活動において最も重要なことは、顧客の立場に立って、顧客のニーズを常に把握し、顧客に満足を与えるだけでなく、顧客に喜んで使ってもらえる製品およびサービスを提供し続けていくことです。

品質管理と品質保証とは、顧客満足を追求していくための両輪です。どちらが欠けても顧客満足の達成は得られません。日々顧客志向に立って、品質の改良を行っていくことが企業の使命でもあります。
参考資料:よくわかるこれからの品質管理

保障された環境で、よい製品を作り、安心したものを提供する事は、食品会社に限らず、モノづくりをしている企業にとっては当たり前であり、とても大事なことだと思います。

会社と顧客の間にいるのが品質保証課という部署ではありますが、前回ご紹介したように各部署での品質保証活動がありますので、連携して、良いものを作り、それらを提供していきたいと思います。