08.山彦日記  6月 めずらしいペット

山彦は田舎に住んでいる。田舎は平和で治安も良い。田舎は家族が多く、誰かが留守番で家にいることもあり、家に鍵をかける習慣がない。

もちろんわが家も同様で現金も高価なお宝もないし、そのうえ築60年ともなるわが家はそもそも最初から「鍵」などないのである。

そんな土地柄なので 無人販売も多い。こちらはお代金と野菜の数量がみごとにピッタリ合うことはさすがにめずらしく、いささか複雑な思いがするがそんなもんだろう。

山彦の友人が「この間あの家の無人販売で夏みかんを買ったんだけど」と話し始めた。彼女の知人でもあるその農家のおばさんに「おばさんの家珍しいペットを飼い始めたんだねえ」

農家のおばさん「えっっ??」

友人「無人販売の小屋にかわいいサルがみかんを食べてたよ」

おばさん「そりゃ野生のサルだよ!またやられた(怒)」おばさんあわてて帰って行ったらしい。

おまけの話。先日山彦は東京渋谷へ所用で出かけた。昼食はおしゃれなオープンカフェ、 カウンターで注文し、テーブルには自分で運ぶスタイル。山彦緊張して料理を受け取り空いているテーブルをさがす。

テーブルに座り食事をしつつ趣味の人間観察をしていると外国人モデルのようなカップル登場。こういう人はバックで席を確保して料理を取りに行くような不用心なことはしないだろうなと思った。「だってここは東京、田舎じゃないからさ」

さにあらず、先に男性が次に女性がバックをテーブルに置いたままカウンターに行ってしまうではない!

おーっ。やはり日本は『お・も・て・な・し』の国である。 So cool