07.製造現場見原奮闘記!

珪藻土をろ布に吸着させたら、ろ過の準備は完了です。弊社では、水槽の中に、珪藻土つきのろ布を設置して、その水槽に、抽出タンクで煮出した出汁を、原料と一緒に投入し、ろ過をします。

 水槽の中には、出汁と固形分を抽出された原料の粒が浮いています。(図1)


図1

この状態から内側よりポンプで液体を吸い上げると出汁(液体と抽出原料から溶け出した固形分)だけが、ろ布の内側へと引っ張られます。(図2)


図2

液体がろ布の内側に引っ張られるなか、原料の粒はどうなるのでしょうか?
原料の粒は、珪藻土の粒が層になった膜(フィルター)を通過できずに、原料の粒の層になります。(図3)


図3

原料の粒が珪藻土の層の上に溜まって、こちらも層になります。この状態ですと、ポンプでの液体の吸い込みが悪くなり、効率が下がります。そこで、原料の粒の層を取り除きます。このとき珪藻土の層の表面だけを少し削りますと、最初と同じような吸い込みが出来るようになり効率があがります。(図4)

 

 

 


図4
珪藻土を削りすぎてろ布を傷つけてしまうと、原料の粒が混ざってしまいますので、慎重に作業する必要があります。