02.輸入節について(インドネシア

輸入節は小林食品では主にインドネシア、フィリピンから仕入れをしています。

輸入節というと国産節と比較して、品質が劣るのではないかとイメージされる方がいるかもしれません。決してそのような事は御座いません。私は3年前にインドネシアに行ってまいりました。その時のお話をさせていただきます。

インドネシアでは比較的水温の高い海面の表層の魚を漁獲する為、脂肪分が少ない魚が獲れます。

その為、インドネシアのカツオはカツオ節に適しているといわれています。船は日本の巻き網船と比べるとサイズは小型になりインドネシア近海での漁になり、主にパヤオ(浮き漁礁)漁になります。

水揚げが始まると港は活気に満ちます。トラックで買い付けに来て、荷台に魚を積んで工場に運びます。

工場は非常に清潔にしてあり、日本の工場と同等かそれ以上のレベルです。製造工程は日本の工程と同じです。
主な工程は
頭切り → 3枚卸 → 蒸煮
→ 骨抜き → 焙乾 です。

私が見学させて頂いた工場は、赤帽を被ったリーダーが現場を管理し、大人数で作業します。

インドネシアの工場の様子

その工場では、約30名以上の社員が製造していました。日本の同規模の鰹節製造会社と比較して倍近くの人数になります。骨抜きの作業では多くの人数で丁寧に骨を取ります。

骨が残っていると、鰹を乾燥させていく時に鰹節が曲がってしまい真っ直ぐ伸びた綺麗な鰹節になりません。また、鰹節を削って「花かつお」にした時に骨が入ってしまう可能性があります。そのため、インドネシアの鰹節は真っ直ぐで形が綺麗です。

インドネシアでは、HACCPも取得している工場も多く、衛生面から見ても安心の鰹節が出来上がります。

インドネシアの鰹節は、魚の質、製造の質、衛生面を比較して日本の鰹節にひけを取らない物だと実感しております。