05.不適合品をつくらない、流さない仕組み

品質特性を満たす製品を製造する事が製造部門に課せられた業務であり使命です。そのためにはそれぞれの製造工程で不適合品を作らない、不適合品を後工程に流さない仕組みをつくり、工程で品質をつくり込んでいく必要があります。工程内で品質をつくり込むためには、①前工程から不適合品が送られてきたら、それを発見し取り除く、②自工程で不良品をつくらない、③自工程で不適合となった場合でもそれを発見し、次工程に送らないなど、仕組みを設けることが必要です。

● 具体的な仕組みづくりは
① 前工程の不適合を発見する
自工程で加工する前に検査機器で発見するか、治工具などで不適合品が機械にセットできないようなポカヨケを設置します。これらが技術的に困難な場合は、作業者にチェックポイントを教え、不適合品を除去するようにします。
② 自工程で不適合品を作らない
作業標準書を整備し、作業者教育を行なうとともに、作業がしやすいように材料・部品表示の明確化や配置を工夫します。また、技術的に可能な限り設備、治工具などにポカヨケを設置して、不適合品ができないようにします。
③ 後工程に不適合品を流さない
作業中または作業完了時に、検査機器やポカヨケ等で不適合品を発見する仕組みを設けます。ポカヨケ等が技術的に不可能な場合は作業標準書にチェックポイントを明記し、作業者が発見するようにします。
検査機器・ポカヨケの設置することは大切ですが、最も大切な事は、設備点検、刃具・治工具の点検、現品の品質点検、異常発生時の処置方法などの作業の標準化を図り、それを明記した作業標準書を整備し、作業者教育を継続して行なうことです。
参考資料:よくわかるこれからの品質管理
製造現場にてすでに行なわれています。これらの作業を怠らず、今後も不適合品を作らない、流さない、環境を目指していきます。