04.HACCP 有害小動物の侵入を防ごう

新年明けましておめでとうございます。
本年も、引き続き品質管理HACCPについて、お付き合い下さいます様、宜しくお願い申し上げます。

施設の中への有害小動物の侵入コントロール方法が、十分にできていると、有害小動物の問題は飛躍的に効果が現れます。
反対に、もしも適切な整備が行われていなかった場合は、ごみや残渣が有害小動物の誘引材料となってしまいます。
こういった状況では、有害小動物が施設内に住み着いてしまいます。
一旦、住み着いてしまった場合、駆除するのが大変になります。
また、個人に割り当てられたロッカーや休憩室の管理もきちんと行っていかなければ、有害小動物の棲み家となってしまいます。
個人のロッカーの中には、もしかしたら従業員が食べ物や飲み物をしまっていたりする場合が考えられます。
また、休憩室などの清掃がきちんと行われていないと、ゴキブリやネズミなどが発生してしまうことがよくあります。
これらの場所の、衛生手順も守らないと有害小動物の発生要因となることを、従業員に教育していく必要があります。
また、有害小動物の発生の痕跡に関しても、教育しておくとよいでしょう。
例えば、ネズミなどの小動物が住み着いた場合、糞や毛、アンモニア臭、かじった跡が残る場合があります。
また、昆虫の卵やその殻、昆虫が開けた穴などの痕跡が残っている場合があります。
食品残差が放置される様な場所は、虫が卵を産みつけることがあります。
粉溜りなどの上を、昆虫の幼虫が這いずり回った跡はないでしょうか?幼虫が孵ってうごめいていませんか?
鳥の羽、糞、巣作りの跡などもあるかもしれません。

こうした教育をされていない従業員は、この異常に気付くことができるでしょうか?
普段何気なく目にしている場所の異常に気付ければ、その分早く対処ができます。
異常が判明した場合は、棲家の撤去、侵入された形跡の全てを清掃し、引き続き侵入や活動がされていないことを、観察していかねばなりません。

次号へつづく