07.製造現場見原奮闘記!

味付け削り節の製造について紹介しています。
今回は、前回も少し触れましたが、削り節に味付けをする工程について詳しく紹介します。

味付けの工程は2つに分けて行っています。
①調味液の付与
最初にバケット(下図)に削り節を投入します。ふたをして撹拌棒で混ぜながら、調味液をシャワー状に噴霧します。やはり重要なポイントは、まんべんなく混合するということです。調味液によって削り節になじみやすい、なじみにくいものがありますので、シャワーするペースを変え、混合時間を調整して混合しています。
②調味粉の付与
次にバケットに調味粉を投入します。撹拌棒を回転させながら均一に混ざるように(一か所にかたまらないように)します。

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①と②の順番は守る必要があります。その理由は、最初に調味粉を削り節に混ぜた状態で調味液をシャワーしますと、調味粉が調味液に溶け込んでしまうため、乾燥あがりがベトベトしてしまいます。調味粉は、最後に投入して混ぜすぎない方がよいといえます。

味付け工程のあとは、乾燥工程に移ります。味付け削り節の製品の出来を大きく左右するのが乾燥工程です。
乾燥工程に入る前にベルトの上に載っている味付け削り節を均等にならしています。

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乾燥機に入る量を上図の櫛(くし)のような形の棒を回転させて均等にならします。
さらにならしの役割として、乾燥機に入る量を調整しています。多く入りすぎると乾燥が甘くなり、少ないと製造効率が落ちてしまいますので丁寧な調整が必要です。