05. 医療は検査漬けか!!

今回は面白いコラムがありましたので、ご紹介します。

体に異常を感じ、早いうちにと病院に出向きました。長時間待たされた上に、順番が来て簡単な問診の後、あちこちの検査室で検査を受けました。診療室に戻ると、「鎮痛剤を出しておくので検査結果が出る1週間後に来てください」とのこと。

1週間後、病院に行くと「検査結果には異状が見当たらないが、痛みの方はいかがですか」と聞かれたので「以前よりも痛みが増してきました」と返事をしたところ、「それでは明日、別の検査を受け、1週間後にまた来てください」となり、その1週間後にやっと病名が判明しました。最初に病院に行ってから2週間後に治療が始まったことになります。これを工場に置き換えてみると、製品不具合、設備不具合などの不具合が発生したとき、原因究明するためにいろいろな調査やテストを行ないます。それでも原因が判明しないときは、次から次へといろいろな調査やテストを追加して行ない、是正処置がなかなか打てないことがあります。これは医療での検査を次から次へと行なうことに似ています。ここでの問題は、あれもこれも調べてみよう、テストしてみようと闇雲に調査する事です。そのうち原因が見つかるだろう、見つかれば儲けものとムダな調査を行っていないかです。問題を的確に掴み、何と何をどの順序で調査するかを計画し効率的に原因を把握する事大切です。

参考資料:よくわかるこれからの品質管理

弊社でも以前に拭き取り、抜き取り検査を毎日行った際に、結果として毎日同じような検査結果だったのにもかかわらず、続けている事に疑問を持ちました。調査する際には時間とそれらに必要な検査備品もあります。調査に限らず、テスト製品を行なう際にもムダにならないように現場の状況と調査結果とを的確に把握し、問題点を見抜けるようにしたいですね。