07.製造現場見原奮闘記!

これまでこのページでは小林食品の製造現場について紹介してきました。薄削り節、厚削り節、味付け削り節…など製造品目は様々です。今回紹介するのは、小林食品の製品を開発する『開発室』の仕事です。

 

開発室の仕事は大きく分けて3つあります。①お客様の要望に合った製品の改良・開発②自社製品の開発③調味料などの研究です。

 

お客様の要望に合った製品の改良というのは、例えば現在かつおの液体だしを使用しているがひと味加えたいという要望に対し、昆布エキスを加えたものを提案するというものです。開発担当に話を聞くと、このときの‘ひと味’の話をお客様とすることがとても重要であると言います。一口に‘ひと味’といってもどのようなものかイメージしているのかをしっかりと聞きだし共有することが製品づくりには欠かせません。味や感覚の表現は人それぞれですので詳しく丁寧に聞く必要があります。

お客様にご使用いただいている製品の調味料を変更するという仕事もあります。近年では、添加物やアレルゲンの観点から使用する調味料を変更したいという要望があります。調味料を変えると当然味も変わってしまいますので使用量などを調整して現行のものに近いものを作りこみます。

 

自社製品の開発というのは、主に味付け削り節や液体だしについて行っています。社内で削った削り節を使用して、ふりかけのパーツとなる味付け削り節を開発します。他には液体だしについて、現在では熱水抽出がほとんどですが、さらなる抽出方法での液体だしの開発も行っております。ここで重要なのが、開発室での製造と製造ラインでの製造が必ずしも一致するとは限らないということです。開発室での完成品とラインでの完成品の違いを考慮しながら開発を行う必要があります。

 

調味料をはじめとする原材料の研究やトレンドの情報収集も大切な仕事です。調味料メーカー様も日々新製品を開発なさっています。時代に適合した調味料を収集し活用できれば開発の幅が広がっていきます。どのような傾向の味付けが好まれるかについての情報収集をすることでお客様に喜ばれる製品づくりが可能となります。