04.毛髪の混入について考えてみる

こんにちは。

みなさんの工場では、毛髪混入防止対策はどのようにしていらっしゃいますか?
というのも、先日いつも使用している食パン用のジャムを購入し、朝食のパンに塗った際に明らかに自分や妻のものではない毛髪が出てきました。
HACCPでは、毛髪は「危害」として考えられていませんが、食品に混入していたらやはり気持ちの良いものではありませんでした。
毛髪の混入はある意味仕方のない部分もあるのかな、と思いつつも自社の状況を思い浮かべ再確認をしたところです。

ある研究会の調査を元にした計算では、日本人1人あたりの1日に抜ける髪の毛の平均本数は「59本」だそうです。
1日の労働時間が8時間だとすると、単純に計算すると労働中に平均「20本」抜け落ちていることになります。
この抜け毛を、いかにして工場内に持ち込まないか、工場内に落とさないか、少し考えてみてはいかがでしょうか?

1.髪の毛をブラッシングする。(今から抜けそうな毛を落とす。)
2.帯電ネット帽を着用する。(髪が長い人は束ねて、もみあげやすそもはみ出さない様に。)
3.食品工場用のフードキャップを着用する。(ケープ付が望ましいでしょう。)
4.作業用白衣を着用する。(体毛落下防止のケープ付が望ましいでしょう。)
5.姿見鏡などで、きちんと着衣できているか確認する。(作業着に穴やホツレがないか、繊維や毛髪等の付着がないか)
6.工場入口で、作業着表面の異物除去(姿見で確認しながら粘着ローラー掛けを行い、異物除去)
7.エアーシャワー室にて、作業着表面の最終異物除去を行う。(エアーを当てるだけではなく、体の向きを変えながら作業着表面をはたくなどする。)

これは弊社の手順ですが、この手順で運用してからの数年間、製品へ毛髪、体毛の混入事例は発生していません。
たかが髪の毛、されど髪の毛。食品を口にされる方が不快な思いをされないように、できる対策を講じてみてはいかがでしょうか