05.目で見る管理を行おう

目で見る管理とは、管理の対象が正常状態であるかを誰が見てもわかり、異常状態を是正する処置方法が明確になっている仕組みの事です。
目で見る管理の目的は、異常を早期に発見し、その是正処置を即座に行なうことによる品質の維持、災害や事故を未然に防止することによる、生産性の向上など、業務の効率化を図ることにあります。目で見る管理を推進するポイントは次のようなことです。
(1)何を管理するかを明確にする(2)管理の対象が正常であるか、異常であるかを、誰が見てもすぐにわかるように明確に表す
(3)異常を発見したら、即座に正常状態に戻すアクションが取れるようにする
●目で見る管理の実践の仕方
(1)不適合品と正常品との区別を明確にし、不適合品が正常品に混入するのを防止することを狙いとして、不適合品を発見したら、即座に赤箱に入れるようにします。
赤箱に入っているモノは不適合品であることがひと目でわかるとともに、不適合品の発生状況もひと目でわかり、不適合品対策が取れるようになります。
(2)管理図の掲示
品質の安定を図ることを狙いとして、管理図を職場に掲示し、品質特性の確認ともに、異常の兆候があれば、即座に是正のアクションが取れるようになります。
その他、品質の維持管理として、作業標準書、設備・ポカヨケ点検シート、品質管理版、現品票など、いろいろな形での目で見る管理が行われています。
参考資料:よくわかるこれからの品質管理
目で見る管理もただ単に見ただけではいけません。チェックした結果なぜその答えになるのかを把握して初めて、異常の有り無しがわかることだと思います。以前にそのようなことが自分の中であったので、指さし確認をしながら「よし!」と言いながら確認を行なっています。