07.製造現場見原奮闘記!

前号、工場で行っている5S活動について紹介します。

 5S活動として、最初に行ったのがチーム分けでした。チーム分けというと、以前の活動では持ち場が近い人たちでチームを作っていました。お互い仕事の内容と進捗状況がわかっているので活動しやすいという理由でした。最初は取り組みやすさから順調でしたが、製造が繁忙期を迎えますと、活動への意識が薄れてしまうということが起きました。
 そこで現在のチーム分けは、製造・事務・営業・品質管理など持ち場の違うメンバーが混在するように編成しました。作業場所も違えば営業担当は工場にいない場合がほとんどです。そこで重要なのが前号でお話しした話し合いです。チーム全員参加が必須ですので、お互いのスケジュールを前もって調整するために話し合いをするようになります。このことが計画的に活動を行う助けとなっています。

 次に行ったのが、5S活動マップの作製です。以前の活動ですと、持ち場の人間が持ち場の整理整頓をします。これだと、ある種自分たちの都合のいいように整頓をしてしまいます。使う人がわかっていればいいというのは小林食品の5S活動の趣旨とは違っています。あくまで誰もが(担当ではない人も含め)わかるということを求めて行っております。ですから、決まった人ばかりがやるのではなく、さまざまな部署の人が行うことで、現場のわかりやすさの向上をならっています。

 具体的に、5S活動マップとは、工場を含めた会社の敷地内を百数十個のエリアに分けたマップのことです。この良い点は活動範囲がはっきりとしていることと、敷地全体をフォローしている所です。以前ですと、持ち場周辺というあいまいな線引きでしたので、階段や倉庫、外柵など共有箇所の進行が遅れる、もしくは手つかずになる場面が多くありました。そこでそのような場所も5S活動エリアであるとマップに記すことで、「あそこが汚れている。」や「乱雑になっている。」と気がつくと、次の5S活動エリアとして認識ができています。
 
実際に、活動していく中で、気がついた点は、従業員の下駄箱など以前の活動ではおろそかになりがちであった場所がきれいになってきています。   <次号に続く>
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