04.HACCP HACCP義務化??

こんにちは。
今年も、ノロウイルス食中毒が少しずつ発生し始めてきました。
いまや年間を通して発生事例があるノロウイルス食中毒ですが、これからが本番です。
効果的なノロウイルス対策は「塩素」による消毒ですので、生産工程の設備や道具などで「腐蝕性がない」ものの消毒には塩素を使用して食中毒を防御して下さい。
基本的に、ノロウイルスには「塩素」しか効かないと言われていますが、ネコカリシウイルス(ノロウイルスと似た性質)に効果があったと謳われている消毒薬も複数発売されています。
また、弊社が採用しているアルコール製剤は、実際に「ノロウイルス」の殺菌ができるという検証がされた製品です。
「塩素」で手を洗うことはできませんので、このような消毒薬やアルコール製剤を使用するのも良いと思います。
何はともあれ、まずは日々の手洗いの徹底がノロウイルスの一番の予防法です。

さて、話は変わりますが、日本でも「HACCP」が義務化されるという話があります。
厚生労働省が、食品事業者に対し、
3年後を目途に「HACCP(危害要因分析重要管理点)」の導入を義務化する方針を明らかにしました。
欧米ではすでに義務化していますが、日本では導入が遅れており、食品の輸出を拡大していくことや、2020年のオリンピックに向けて食品の衛生管理を国際基準に合わせる目的があるようです。
準備期間がありますが、早くとも3年後には義務化になるかもしれません。
導入の方法は、日本版HACCPのような一つの国際基準にしようという情報もあれば、都道府県のミニHACCPのような基準になるという情報もあるようです。
一方で、HACCP導入には設備投資や、従業員教育に「お金がかかる」という意見もあります。
導入の仕方によっては設備投資が必要な場面もでてくるかもしれませんが、これには少しだけ誤解があると思います。
HACCPとは、まずは一般衛生管理手順の順守をすること、そして危害要因分析に取り組むことで、施設の設備に囚われず、従来の手法を見直し運用面を充実させることが第一です。
その上で設備投資が必要な場合は、「HACCP支援法」を活用する方法もあります。