05.ものづくりと「料理」は同じ?

「ものづくり」の品質保証において大切なこととは何でしょうか?
それは、お客様に喜ばれるためのモノやしくみをつくり、品質を維持・改善し続けることです。
「ものづくり」は愛情こもった「料理」とよく似ています。大切なことは、私たちの身近な「料理」が教えてくれます。料理(製品)を作って、お客様を幸せにすることを想定してみましょう。料理を作るときには何を考えるでしょうか。料理(製品)として、何を作るべきか、ということを考えていませんか?
それではちょっと、残念になり、ひとりよがりの料理作りになってしまいますね。まず、第一に考えるべきことは、料理を食べてくれる「お客様」のことです。大切なことは、これから作る料理(製品)をどんな人に食べてほしいか(どんな人につかってもらいたいか)を決めて、その人が喜んでくれる料理を極めることです。
・恋人に喜ばれる料理
・家族に喜ばれる料理
・お子さんに喜ばれる料理
・風邪引きさんに喜ばれる料理
など、喜ばれる料理は、食べてくれる相手で大きく違います。
料理を食べてくれるお客様を想定せずに思い込みのまま作っても作る料理自体があっていなければ、せっかくおいしい料理ができても喜んでもらえず、余してしまうことになります。だからこそ、お客様が望むものを知る努力を怠ってはいけません。料理を作る上では、食材(部品)、調理方法(製造方法)、調理器具(製造設備)、調理人(製造者)も重要ですが、それ以上にお客様が望むものが何であるかという基本、これに忠実であることがなにより大切ではないでしょうか。
参考資料:品質管理研究所
今は簡単に早く作るかが主流になっています。それらにひと手間工夫をするのか、しないのかを考えつつ思いやりをもって作業を取り組んで行きたいと思います。