07.製造現場見原奮闘記!

これまで製造の現場の紹介や5S活動などを主に取り扱ってきましたが、これからは、品質管理に関する内容を取り扱っていきますので、よろしくお願いいたします。(いままでの内容は4ページに引き継ぎます。そちらもよろしくお願いいたします。)

 小林食品では品質の向上、維持のため、これまでHACCPという考え方のもと管理をしてまいりました。
そしてこのたび、新たな規格としてFSSC22000という規格の取得に向け動き始めました。FSSC22000とはフード・セーフティ・システム・サーティフィケーション22000の略で直訳すると食品安全システム認証です。

 まず、これまで運用をしてきたHACCPとの違いを説明いたします。
HACCPは、以前より説明している通り、「製造工程のなかから危害を分析し、特に注意の必要な危害について、前もって危害をなくす工程を設け、しっかりと管理することで、その工程を用いて製造されたものは安全である。」という考え方です。
FSSC22000というのは、HACCPの考え方に加え、常に環境や作業などについて見直しを行い、安全性や作業性についてより良い形をつくっていく仕組みをまわしていくことです。一言でいうと、HACCPは‘手法’であり、FSSC22000はマネジメントシステムなのです。

 FSSC22000という規格はISO22000というマネジメントシステムにISO/TS22002-1と追加要求事項を加えたもののことをいいます。
ISO22000というのは食品安全マネジメントシステムとして広く知られていますが、食品に携わる様々な業種(食品製造、農業、食品用容器の製造)に用いられていることを目的としているため、その要求しているもの(一般要求事項)が具体的ではないといわれています。弊社のような食品製造において「食品製造現場ではこれぐらいのレベルの環境をもちましょう」ということを具体的に示したのがISO/TS22002-1なのです。
 取得に向けて動き出したばかりですが、食品安全マネジメントシステムという考え方を始めて導入していきます。これまでは決まった手順で製造を行うという考え方でしたが、これからは安全な製品を作るために自分たちでより良い方法を考えていくことになります。