6.ふりかけのお話

こんにちは。前回はふりかけの乾燥についてお話しました。今回は、乾燥したふりかけの異物除去をする工程についてお話します。
異物選別方法は、様々な方法があります。除去したい物質によって、採用する選別方法が違います。
乾燥したふりかけは、メッシュふるい(シフター)を通します。ふるいを通すことによって、ふりかけのサイズは均一になり、より大きいサイズのモノを除去することが出来ます。例えば、調味料同士の塊とか、調味料と削り粉の塊などを取り除くことが出来ます。物理的な選別方法です。
多くの食品工場では、マグネットバーを利用して、鉄くずから目に見えない鉄類の粉を分離します。マグネットバーはステンレスの筒の中にネオジム磁石を詰めた棒です。強力磁石のネオジム磁石は永久磁石なので、電源は必要ありません。ふりかけ製造ラインだけではなく、液体製造ラインや粉体製造ラインも活用できます。複数のマグネットバーを設置することで、微鉄粉・極小の磁性物の取りこぼしを防ぐことが出来ます。
次に紹介するのは、風力選別機です。粗選機とも言います。風力により重量物と軽量物に分別するものです。風量、風速、風向設定等により目的とした異物の取り除くことが出来ます。ふりかけの製造を例に挙げると、風力でふりかけより軽い物は、例えば、髪の毛、繊維類の物を上へ飛ばし、ふりかけより重たい物、例えば、太い骨、石などは下へ落ちるように、風力を設定します。そして、上へ飛ばされたものは吸引器のような設備で捕獲して回収します。下に落ちた物は製品に混入しないように回収します。イメージは下図のように。

さら

次回は、分級選別機、目視選別、及び自動検査器について紹介します。では、お楽しみに。