5.梱包作業の注意点②

前回の続きで梱包不良の事例についてご紹介いたします。
●梱包員数間違い
製品の数が少なくても多くても問題です。指定された期日に指定数量納める事が取引の約束ごとです。梱包数を間違えないように重量管理したり、容器で確認したり、ヒューマンエラーを防止し、員数間違いを防止する取り組みが求められます。
●虫の混入
海外工場の場合は窓に網戸をつける習慣がない所もあり、虫が工場内に自由に入ってくる環境が多くあるので注意が必要です。工場の5S管理ができていない場合は工場内に、クモの巣があり、残念ながら、そこで虫が捕獲されている場合もあります。
●バンド締め付けの管理不足不良
梱包時に占める固定バンドがある場合、締め付け力なども大切な管理項目です。締め付け圧力が弱すぎれば梱包がほどけてしまい、強すぎれば製品に転写してしまい、キズをつけてしまう可能性もあります。
●梱包保護材の不足による破損
製品同様に梱包もまた寸法公差があります。内箱の中で製品が動く事もありますし、さらに外側の大きな梱包と小さな梱包の間にも隙間が生じる事があります。梱包した時に壊れやすい製品の場合は梱包容器を振って、がさがさ動くようでは梱包が十分ではないと判断できます。
●通い箱の清掃不足による異物混入
梱包のコスト削減、環境配慮のために、大量生産して定期便などで輸送されるような製品の場合は梱包を廃棄せずに、使いまわす事ができる通い箱がよく使用されます。
参考資料:品質管理研究所
他にも製品によって、さまざまな梱包不良があるかと思いますが、このような梱包不良は未然に防ぐ事ができるかと思います。製品納入時の第一の顔となる梱包により製品の品位や品質が疑われてしまう事のないよう、しっかりと梱包にも気を配っていきたいものですね。