08.山彦日記  9月1日

9月1日は防災の日である。防災の日は昭和35年制定というから歴史は古い。

山彦の住む静岡はずいぶんと前から「東海沖地震」が心配されていて、そのため「防災の日」には毎年防災訓練が行われる。

市内の小学校,中学校の生徒たちは地域の防災訓練に参加することが授業となり、防災訓練に参加するともらえる「訓練参加証明書」を持参し、午後から学校へ登校する。愚息が通う高校もにたようなものである。

他の地区の防災訓練の内容は不明であるが、山彦の住む田舎は本格的だと思う。防災訓練放送を合図に家から一次避難所に集まり、さらに二次避難所である近くの中学校まで歩く。

そこで防災委員から 防災に関する話を聞き、自衛消防団員からケガの応急処置などの講習を受ける。その後は消火器を使った消火訓練および 中学校のプールの水を使った放水訓練はなかなか圧巻である。

山彦が感心するのはこれをすべて地区の住民が行うことである。消火器の操作訓練は主に主婦を中心とする「おばさん」達が、放水訓練はおじさんと中学生の若手が一緒になってホースをつなぎ、川へ向かって大きな水のアーチをつくる。毎年ではないが、アルファ米で炊き出しもします。そして片付けもみんなで。

東日本大震災は私たちのような被災者ではない人々にも大きな衝撃を与えました。文明がすすんだとはいえ、地震の怖さは変わりません。文明が進んでいるからこそ、元の状態に戻るのに多くの時間とお金が必要になってしまっています。でも、人と人とのつながりはいつもあたたかく、心強いものです。

最後に 被災した皆様また 震災後の原発禍でご苦労なさっている方々に心よりお見舞い申し上げます。皆様が健やかであるよう影ながらお祈りしております。