05.検査室の道具について

検査室で使う道具はたくさんあります。三角フラスコ、ビーカー、ピペット...。う~ん、これはなんだっけは日常茶飯事でした。今回は普段の日常生活では目にしない検査室の機械をご紹介させていただきます。

オートクレープ(高圧蒸気滅菌)・・・内部を高圧力にする事が可能な耐圧性の装置や容器、あるいはその装置を用いて行う処理のこと。簡単に言うと巨大な圧力釜です。

高圧化で121度20分蒸し焼きにすることによって滅菌を行うのです。検査室では、検査で使う、試薬を空中雑菌や微生物の混入を防ぐ為に検査前に必ず滅菌処理をしています。

このほかに、オーブンと同様の機能の乾熱滅菌があります。

乾熱滅菌は、180度30分以上(または160度1時間以上)の加熱によって菌を殺す滅菌法です。金属・陶磁器・ガラス等の素材の実験器具等、熱に強い物の滅菌に使われます。

次に、クリーンベンチ・・・生物学、生化学的な研究に用いられる、埃や微生物の混入を避けながら作業を行う(無菌操作)ための装置です。

机の形の台に手前側が空いた形の囲いと屋根が付いており、内側の天井ないし前方の壁から、フィルターを通して無菌化された風を送るようになっています。

現場に所属していた時は、検査室は常に扉が閉ざされていたり、変わった匂いがしたり(後に検査で使う試薬の匂いだとわかりました。)と何をしている場所なのか知りませんでした。

製品検査で2次汚染がないように検査室で使用するもの、検査を行う場所も綺麗な状態で行う工程があったんだなと思いました。

食品会社に勤めるのは初めてっだったので、常に口にしている食品がこのような検査に合格して市場に出ている事を知るとより一層、検査に対して緊張感をもって取り組もうと言う姿勢になりました。