04.交差汚染(個人衛生について)

こんにちは。

今年も寒い冬になり、全国的に「ノロウイルス」が流行しています。従業員の手洗い等の衛生の基本がきちんとできているかもう一度、確認のほうをしてみてはいかがでしょうか?

さて、今月は「個人衛生」についてのお話をしていきます。
先月の「区分け」が済んだとした時、この個人衛生がきちんとできていなければなりません。

例えば、「手洗い」ですが、交差汚染の概念から悪い例をいくつか挙げてみましょう。

・生の製品を取り扱った作業者が、そのまま加熱調理済の製品を取り扱っている。
これでは、せっかく加熱して殺菌できた食品に、加熱前の細菌をくっつけてしまっていますよね。

・床や床近くで作業した作業者がそのまま製品を取り扱っている。
床や床に近い場所は、履物の汚れやゴミ等で汚染されている可能性がとても高いです。

・ゴミ箱をさわった作業者が、そのまま製品を取り扱う。
ゴミ箱ですから、不衛生であることは間違いないですよね。

・トイレ後に、手洗いをせずに作業所に戻った。
・廃棄物を取り扱ったスコップで製品を取り扱う。
・顔を掻いた手で製品に触る。
・冷蔵庫やドアの取っ手を触った手で製品を取り扱う。
・不潔な作業着のまま作業に従事した。
などなど・・・。

食品を取り扱う人間であれば、少し考えればおかしい事に気づきますよね。

このような事があると、作業者個人から「交差汚染」が起こり、食品が汚染されてしまう事になりかねません。

こうした事から、従業員の個人衛生について、作業日の作業開始時や作業の交代時、あるいは作業中の適時必要な時にモニタリングするべきであると思います。

ご自身の工場で衛生的に作業が行われる為に必要なモニタリングを考えてみて下さい。

例えば、工場に入る所で、作業着の状態・手指や顔の傷の有無、健康状態、装身具、装飾品、毛髪の状況、手洗いがきちんとできているか、等をきちんと教育された担当者(HACCPチームのメンバー等)が確認し記録をつけ、作業者からの交差汚染が起こらない様に注意をしておくべきでしょう。