07.製造現場見原奮闘記! 

前回の削り節を詰める袋の紹介で、薄削りの製造ラインの紹介を完結とさせていただきます。

最初は新人という立場からラインを紹介させていただくにあたり、知らないことが多く、その都度、先輩に聞いてまわったり、調べものをしたりと、紹介すると言いながらも自分が一番成長したと思っています。これからも、読んでくださる方の鰹節・削り節の知識のお役に立てれば光栄です。

 さて、今回からは弊社で取り扱っている商品と、その主な使用法について紹介をさせていただきます。
まず、弊社が加工している節の種類からお話しします。

いちばん多く加工しているのは、鰹節です。次に多いのが、さば節です。その他、いわしの煮干しや、ムロアジを節にしたもの、メジマグロを節にしたものなど、いろいろな魚種を扱っています。

節のなかにも種類がございます。たとえば、鰹節は、本枯れ節と荒節に分けられます。さば節も同様です。

 弊社では、この多くの種類の節を、お客様のご希望の厚みに削ります。さらに破砕(はさい)にも種類がございますので、ご希望の削り節を造り込むことが出来ます。

では、鰹の削り節から詳しく紹介します。

・鰹節の極薄削り
花かつおとも呼ばれる薄削り(10ミクロンから30ミクロン)は、主にダシ取りに使われています。花かつおを使ったダシは、香りが強く出るので、お吸い物に最適です。さらに、とったダシに、少し花かつおを加えることでより一層香り高くなります(追いがつお)。

花かつおを細かくしたものは、トッピングに使われることが多いです。極薄削りの砕片を温かいお好み焼きやたこやきにふりかけますと、ひらひらと踊りだし、それと同時にかつお節の香りが広がります。

そのほか、砕片は様々な場面で活躍しています。ほうれん草のおひたしのトッピングや、醤油とあえておにぎりの具になったり、納豆のアクセントにと、みなさまにも特別な使い方があるのではないでしょうか。