04.HACCP 有害小動物の侵入を防ごう

こんにちは。

先月号では、有害小動物の駆除に関する、モニタリングについてご説明してきました。
今月もその続きから、進めていきます。

モニタリングを実施した観察の記録、結果、修正事項は、文書にして保管しなければなりません。
これらの記録文書は、視察の際に求められれば、提示しなければなりません。
これらの記録は、その会社の衛生管理が適切である、モニタリングがきちんとできている、問題点を特定して修正がされている、これらのことの証拠にもなります。
食品製造工場における、有害小動物の管理は、微生物汚染を引き起こす原因を最小にするために必要になります。
それでは、有害小動物の駆除をしていきましょう。
①有害小動物の棲み家、隠れ場所をなくす。エサになる食品カスを除去、虫を引き込む光をなくす。

日々製造ラインの清掃を実施されていると思います。
しかし、機器・設備は入り組んでいて清掃しにくい部分はありませんか?
そうした部分は、昆虫や小動物の巣棲み家になることが考えられます。
その為、機器や設備は、清掃しやすい構造にすると良いでしょう。
例えば、床面に置かれている棚の下面を高くし、床と下面の間の清掃をしやすくする、壁に近接している機械を人が通れるように壁から離して、清掃をしやすくする、などが考えられます。
また、工場の外側にも注意が必要です。
昆虫や、小動物が工場内へ侵入する際の隠れ場所になりそうな、雑草や草むら、やぶ、ごみ、放置されている資材などはありませんか?
こうした部分には、有害小動物が近寄って隠れていることが考えられます。
ですから、工場の外周も、きちんと整備しておかなければ、侵入を防ぐことができなくなります。
加えて、工場で使用している電灯が夜間つけっぱなしになっていませんか?
灯りがあると、昆虫が誘引されて工場に近よってきます。
工場近くに集まってきた昆虫は、工場内へ侵入するリスクが高まります。

続きは次号にて。