08.山彦日記  12月 今年のニュース

山彦は田舎に住んでいる。田舎暮らしの山彦が今年よかったと思えるニュースに「マララ・ユスフザイさんがノーベル平和賞を受賞」がある。あなたもよく知っていると思うが、彼女は「女性が教育を受ける権利」をあまねく広めるための活動をしていて、そのため銃撃され瀕死の重傷を負った過去がある。そんな恐ろしい目にあっても、いやあったからこそより一層精力的に活動するのであろう。

教育を受けられないとはなんと恐ろしいことか、あなたは考えたことがあるだろうか。

狩猟生活ならいざ知らず、読み書き計算さえも学べない状態では何かに依存しないと生きていけない。

昔の田舎では「女性だから大学は行かなくても…」なんてことはよくあった。子供たちも親のふところ具合をおもんばかってそれ以上のことは言えなかった。大学へ行くばかりが教育ではないし、技術を学ぶことも大切なことであるが、幼心に引っかかっているのは「女は結婚すればオッケー」「男性に養ってもらえればいい」「どうせ女は…」が見え隠れしていた。

男性だから,女性だからという枠で物事を決められるのがとてもとても苦痛だった。周りもそれが当然という風に過ごしているのが若い山彦の気持ちを逆なでしていた。

とにかく、「♪ありの~ままの~ 姿見せるのよ ♪ありのままの 自分になるのよ~」

自由に生きたい。そんな生き方をするために教育が必要なのだ。そしてそれを皆が受け入れる素地を作るためにも教育・啓蒙活動がなくてはならない。教養深い両親の理解と教育そして深い愛情があったからこそ今の「マララ」が存在する。(繰り返し言うが高等教育ばかりが教育ではない)よりよい来年に向け、昨年の流行語「いつやるの? 今でしょ!」なのだ。