06.食品添加物について

食品添加物とは

こんにちは、食品添加物についてお話させて頂きます。
「食品添加物」というのは食品衛生法で、「この法律添加物とは、食品に添加、混合、浸潤その他の方法によって使用するものをいう」と定義されています。このような目的として使われた物質に、天然物であるか、化学的合成品であるか、最終的に食品に残存しているかどうかに関わらず、これらはすべて食品添加物となります。
従来は、化学的合成添加物は厳しく規制され、天然添加物は、有害ではない限り、一般食品と同じように扱っておりました。近年、輸入食品が急増することで、今まで日本になかった天然添加物も増えてきました。そして、食品添加物規制の国際整合性の目的もありまして、一部の天然添加物以外に、天然、合成などの製造方法に関わらず、すべて厚生大臣が指定したものしか使用できないと改正(1995年)されました。そうすると、従来は自由に使っていた天然添加物も規制されました。

食品衛生法の改正に伴い、化学的合成の定義が削除され、天然物でも、化学的合成品でも、食品の製造、保存の目的、あるいは着色、着香、調味等の加工の目的で使用された物は、全て食品添加物と改正されました。つまり、上記の目的として使えば食品添加物の取り扱いとなります。
以前、法律的には化学的合成品とその他の添加物に分けて取り扱われていましたが、国際的に添加物をこのように分けている国はありませんでした。日本でも1996年5月以後、添加物に関して、化学的合成品という呼称を消滅させました。

そのため、「食品か?それでも食品添加物か?」には明確な分け方はありません。同じ素材を同じ物に使われたにしても、ある時は食品として、またある時は食品添加物として扱われます。食品か食品添加物かの区別は、「天然だから…合成だから…」ということもなく、その利用目的によって決まります。
例えば、緑茶ペーストを使って、菓子パンを作りました。餡として使われた場合は、菓子パンの一部となっていますので、食品の取り扱いです。しかし、菓子パンに生地に着色料として使われた場合は、添加物となりますね。

では、次の食品添加物の安全性にお話したいと思います。

参考資料;食品衛生法;食品衛生学より