04.HACCP 有害小動物の侵入を防ごう

有害小動物や昆虫の発生や、形跡・痕跡、従業員への教育についてお話をしてまいりました。
これらの活動は、一部の従業員だけで行うよりも、できるだけ多くの従業員を対象として行うと効果が早く現れると思います。

当事者意識と言いますか、多くの従業員の目で異常に気付き、対策を進めていくことが理想的です。
実際に、小動物や昆虫が発生していたような箇所を見つけられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そうした場合、できるだけ清掃したり、工場の補修をして改善することが望ましいですが、時に殺虫剤や殺鼠剤などを使用する場面も出てくるかもしれません。

加工施設では、ご自身たちで防鼠・防虫を実施されている企業様もおられるかと思いますが、多くは外部の防鼠・防虫業者と契約しコントロールしているかと思います。
しかし、これら有害小動物を駆除するための計画や状況を、保持・実行することは、やはり加工施設側の責任としておかねばなりません。

外部業者との契約にもよるかと思いますが、工場の管理者は、どのような対象生物へのアプローチをしているか、どのような方法や手順を実施しているか、殺虫剤や殺鼠剤の使用があるのか、その使用方法が適切であるか、それらの効果がどの程度なのか、実態を把握しておきましょう。

こうした内容を、業者と打ち合わせなどしながら、どの作業が効果的であったかモニタリングし記録しておかなければなりません。

文中に、殺虫剤や殺鼠剤と書きましたが、使用する場合は注意が必要です。
これら薬剤は、一般に使用できるものと、使用が制限されているものがあるかと思います。
使用者や環境に悪影響のあるもの、そうでないもの色々あるかと思います。
また、製造室内で使用できるもの、使用できないものもありますので、ご使用の際は業者やメーカーに確認してから使用しましょう。

食品を製造する機械に付着した場合、そのまま使用できない薬剤もあります。
基本的には、薬剤を使用した際には、ラインの洗浄が必要になるかと思います。

今月は、弊社HACCP方式実施施設の継続コンサルの実施月です。
日頃のHACCPプランの見直しも含めて勉強させていただこうと思います。