05.QCDとは?

工場ではQCDという言葉がよく使われています。Q・・・Quality(品質)、C・・・Cost(原価)、D・・・Delivery(納期、数量)であることはよく知られています。すなわち、良い品質のモノをできる限り安く作り、顧客の要求する納期に、要求された数量を届ける活動がQCD活動だと言われています。工場にはいろいろな考えを持っている人がいます。原価低減活動を行なっている人の中には【与えられた目標を達成するためには原価低減が第一、多少品質が落ちてもやむを得ない】と思っている人もいます。納期を担当している人の中には【顧客から要求された納期を守るのが第一。多少品質に問題があっても、使用上大きな問題にならないのなら、納期どおりに納品するべきだ】と思っている人もいます。また、品質を担当している人の中には【品質第一だ。QCDという言葉の最初の文字はQになっていることがそれを示している。品質を確保するためには納期や原価は二の次だ。納期が遅れるなら顧客と交渉して、納期を延ばしてもらうのが当然である】と思っている人もいるでしょう。それぞれの立場によって、考えが違うのはやむを得ませんが、QCDのどれが欠けても、顧客に満足してもらえるモノを納入できない、ということを理解してもらうのが先決でしょう。

「QCD」は、生産活動においては三位一体で、どれもが同じように大切なのです。その中でもあえていうならば、Q(品質)ということになるでしょう。しかし、生産現場での生産活動において、QCDよりも優先する必要があることがあります。それは人命にかかわる安全です。安全第一でさらにQCD活動を推奨していって下さい。

参考資料:よくわかるこれからの品質管理

上記で述べているように品質が最も大切になるという事は、悪い物を出す事で後にクレームと言う事にもなりかねます。どんな事にも余裕を持って対応していきたいです。