07.製造現場見原奮闘記!

味付け削り節の選別工程を紹介しています。

風力での比重選別を行った後、製品によっては<分級工程>があります。

分級とは、辞書で調べますと「大きいものと小さなものとを分けること」と記してあります。まさに、このような効果のある工程です。

設備を導入し、運転している場面を見たとき、すごく感動したのを覚えています。

味付け削り節の分級とは具体的に何をしているのか説明をいたします。以前、紹介しました‘ふるい’を使った整粒工程では選別できない細長いものを選別しています。その理由は、ふるいの網目に縦に刺さるように入ると、網目がどんなに小さくても通過してしまいます。

粒の大きさが重要な製品にとっては細長いものも異物となるため、導入以前は、目視選別工程で除去をしていました。導入後は、粒のそろった製品のみが目視選別工程を通過するようになり、選別精度があがりました。

 

では、仕組みを簡単に説明させていただきます。

図1のようにたくさんの穴を並べた板の上を通過させます。

 

11

1 上から見た分級板

 

図2のように、板の穴は斜めに開いていて、粒が小さく、短いものは穴を通過できますが、長いものは穴の上を通過するばかりで、下に落ちることができません。そうすることで、下に落ちたものを‘良品’、落ちなかったものを‘異物’として選別することができます(矢印は進行方向です)。

22

2 横から見た分級板(拡大)

細長い形状のものを除去するとても良い方法であると感じています。