05.ポカヨケとはなにか

ポカヨケとはフールプルーフのことで、もともと機械操作時にうっかりして、手や指などを機械に巻き込まれたり挟まれたりして怪我をしないように、安全カバーなどを取り付けるという安全管理の分野から生まれた言葉です。人間の不注意や勘違いなどによるミスを防ぐための仕掛けでバカヨケとも言われていましたが、人をバカ扱いするのはよくないと、最近は一般的にポカヨケと呼ばれます。ポカヨケには大きく分けて三つあります。

(1)誰が作業しても間違いが起こらないように仕掛けをする方法。例えば組立工程で類似した形状の部品を組み付ける場合、組付け治具などで間違った部品が組付かないようにする方法など

(2)間違えて作業しても、その間違いを検出し、正しい作業をするよう警告を出す方法。

(3)万が一間違えた作業をして不適合品となったものを不適合品と判定し、適合品との区別を明確にし、不適合品の流出を防止する方法。

ポカヨケを設置して、作業者ミスをカバーし、不適合品の発生を防止したり、不適合品の流出を防止することによって、品質の安定と品質保証能力を高める事ができます。しかし、それには設置したポカヨケが常に正常に機能することが必要条件となります。

そこで、ポカヨケ点検基準を整備するとともに、作業者教育を行っていくことが重要になってきます。

参考資料:よくわかるこれからの品質管理

ポカヨケは、囲碁、将棋で用いられる用語である「通常は考えられない悪い手を打つ事」を意味する「ポカ」をよける=回避する、という意味がポカヨケの語源であります。

作業中のミスを防ぐポカヨケと、作業員の安全を確保するための仕組みのポカヨケがあります。

ポカ(事故)を避ける仕組みが設けられれば安全に作業ができる環境を作ることで製造ラインを止めない事にも繋がります。