03.ドバイの日本食事情

小林食品の前島です。昨年11月、実は自身初の海外出張で3日ほどドバイを訪問する機会がありました。諸々勉強になった事も多かったので、この新聞で何回かに分けてご紹介していこうと思います。

 

①ドバイってどんな所?

ドバイというと、どんなイメージでしょうか。猛烈な勢いで開発が進み、ビルが立ち並ぶお金持ちの国。私が持っていたイメージはそんな感じでした。実際もドバイに住んでいる現地の方はお金持ちが多いです。ドバイは税金がかからない為に、石油マネーを持つアラブの他の首長国の住人が移住してくる為のようです。

ただ、ドバイに在住しているアラブ人は全体の1~2割程度との事で、実際街を歩いてみると、本当に様々な国の人が入り混じっているのが体感できます。現地の言葉はアラビア語なのですが、公用語として英語が完全に浸透していて、ドバイに住む多様な国籍の人は皆見事に英語で意思疎通しています。ドバイにいると「英語は国際語」というのをとても実感できます。

また、豪華なホテルの並ぶ観光地の他に持つドバイの側面として、物流のハブとしての役割があります。ドバイの空港からはかなりの数の国へ向けて直行便が有り、世界各地の荷物がドバイに集まり、ドバイからまた世界各地へと出荷されるという世界最大の物流中継地点となっています。

 

 

②なぜドバイにかつお節?

観光客が非常に多いドバイには様々な国のレストランがありますが、その中でも日本食の人気はかなり高いようです。本格的な日本食レストランからアレンジされた料理を出すレストランまで合わせて、今は200店舗前後の数があります。今回ドバイでレストランのチーフと話をする中でも、新店をオープンする予定があるという話はかなり伺いましたので、今後も増加傾向にあるようです。

また、前項で話した通りドバイからは世界各国へ様々な物を流通させています。加えて国外からの来訪者も非常に多いため、ドバイ国内でアイテムを定着させる事が出来れば、他の国への進出のハードルがかなり下がる事が期待される、という事情もあります。

まだまだあくまで見込みでの話であり、具体的に何か大きな案件があるといった話ではありませんが。ただ、やってみなければ分からない部分が非常に大きい為、まずは手探りでやってみよう、というような段階です。

一つ驚いたのは、ドバイにある日本食レストランで、外国人の方がシェフを務めるようなお店でも、しっかりかつお節を使ってだしを引いている所もある、という事でした。次回はそのあたりを少し詳しくと、最近よく聞くようになったハラルの現地での考え方等をお話しさせてもらおうと思います。