06.食品添加物について

こんにちは。

本章では指定添加物の栄養強化剤・結着剤・製造用剤についてお話します。

13)栄養強化剤

 食品に不足している栄養成分を強化するために使われる食品添加物です。あまりなれない言葉かもしれないですが、実は栄養機能性食品によく添加しております。例えば、「ビタミンCがレモンの○個分」のようなドリンク剤、実は、ビタミンC剤を添加しております。栄養強化の目的のため、表示は不要です。ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類に3種類、76品目が許可されております。

ビタミン類は、前章で述べた「酸化防止剤」の一種L-アスコルビン酸も含まれております。使用目的による、表示必要か免除するかと分けます。ミネラル類は、鉄、カルシウム、銅、亜鉛のような栄養成分です。アミノ酸類は、主にヒトの体内で十分な量を合成できず、栄養分として摂取しなければならない必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)です。

14)結着剤

 畜肉製品、魚肉練り製品の結着剤性や保水性を高めるために用いられるもので、ピロリン酸四カリウム、ピロリン酸四ナトリウム、ポリリン酸カリウム、メタリン酸カリウムなど重合リン酸塩8種類がしてされております。使用基準のない食品添加物であるので、過剰摂取すると重合リン酸塩はカルシウムと結合し、その結果カルシウムの吸収を阻害することが考えられます。身近な食品を例としては、成形加工肉です。そのため、成形肉をミルクと一緒に摂取しないようにしましょう。

15)製造用剤

各種の食品の製造、加工工程に使用される添加物の総称です。使用基準のあるものとしては塩酸、シュウ酸、水酸化ナトリウム、硫酸のように最終食品の完成前に中和また除去することという使用制限のある添加物。ヘキサンのように食用油脂製造の際に油脂の抽出に限って用いられ、最終食品に完全に除去することという使用制限のある添加物などであります。使用基準のないものとしてはカゼインナトリウム、硫酸ナトリウムなどもあります。例えば、液体だし製造する時、濾過剤として用使われた珪藻土は製造用剤となります。最終製品に入らないようにしなければならないですね。お豆腐に使われた「にがり」も製造用剤に該当します。しかし、最終に出来上がった豆腐に残してよいですね。

では、次回に。

参考資料:食品衛生法;食品衛生学。