07.製造現場見原奮闘記!

今号では「だしパック」を紹介いたします。

 だしをとるというと、たっぷりの花かつおをお湯に浮かべてというものから、ルビーのような色のかつお厚削りをじっくりと煮込んでとるものまでさまざまです。そのなかに「だしパック」もあります。

 実は、私自身だしパックに注目しています。なぜだしパックかというと、その理由は取り扱いが簡単だからです。近年の和食への関心の高まりから、食生活が和食の特徴でもある健康志向や天然材料という方向に向かっているなか、いざ和食の基本‘だし’からというと、少し敷居が高いと感じる方がいらっしゃいます。その敷居の高さを取り除いてくれるのがだしパックです。だしパックの利点は、①だしを濾す(こす)必要がない、②分量が決まっているのでお湯を用意すればどなたでも同じようにだしを取ることができる、③だしガラの処理がしやすいなどがあります。

 だしパックというのは、主に不織布を袋状にしたものの中にかつお節などの具材をいれたものです。不織布には細かい穴が開いており、具材の粉は通さずに、液体のみを通すことができます。不織布を使用することでお鍋への投入と取り出しを簡単にしています

現在、一口にだしパックといってもかなりたくさんの種類があります。かつお節のみのものやかつお節の昆布の粉末が加えられているもの、かつお節、煮干し、昆布などが混合されているものなど、様々な料理に合ったものが販売されています。だしパックの中には食塩などの調味料が添加されているものもあり、だしの味の調整ができているものもあります。
 
 だしパックの基本的な使い方は、沸騰したお湯にだしパックを浮かべ、火を弱めます。クツクツを煮込むこと10分程度、あとは、だしパックを取り除いて、だしの完成です。

 次回は、弊社のだしパック製造ラインを紹介いたします。