03.味付け削り節のご紹介

こんにちは。小林食品の前島です。今日は、「味付け削り節」のご紹介をさせて頂こうと思います。
 
小林食品には、25mを超えるかなり大型のバンド乾燥機の設備を備えた、味付け乾燥用の工場があります。削りの工場で削った削り節を原料として、タレと調味粉をまぶして乾燥機で乾燥させ、カリカリの状態に仕上げます。この味付け削り節の用途は大小色々ありますが、弊社で製造している製品は大きく分けるとふりかけのパーツ、だしパックの中身のパーツの2通りに分けられます。
ふりかけのパーツですが、こちらは例えばおかかのふりかけの中に入っている茶色いフレーク部分が味付け削り節となります。
原料となる削り節は鰹や鯖の他にいわしなど、味付け用のタレと粉も製品に合わせて味付けを変えたり、添加物不使用タイプがあったりと製品によって異なります。このパーツに海苔やゴマなどを混ぜていくことで、皆様になじみのあるふりかけが出来上がります。
ちなみに、乾燥機から出てきた直後の状態は乾燥直後でフレークがカリカリで温かく、部屋の中にいい香りが漂っています。味の確認のために出来上がり製品を食べたりしますが、個人的には乾燥直後が最高においしいタイミングだと思います。出来る事なら乾燥機出口にどんぶり飯を持ち込み、気のすむまで思う存分フレークをかけて食べたいものです(もちろん出来ません)。この新聞を読んだ方が工場見学にいらして、私が案内する機会があれば、ぜひご案内したいスポットのひとつ。
もう一つの大きな用途は、だしパックの中身のパーツとしての用途です。こちらも基本的な作業はふりかけパーツと同じように、削り節にタレと粉をまぶして乾燥をさせるのですが、ふりかけのように直接食べるのではなく、だし取りに使用するため味付けはお湯に溶け出すようにかなり濃いめ。正直そのまま食べるにはちょっとクセが強いです(官能検査としての味見です。決してつまみ食いではありません)。
しかし、お客様の元へ届き、最終製品として完成しただしパックで取っただしは見事においしくなります。私の地元では、個食のだしパックを使うという習慣が無く、お客様から頂いて飲んだのが初めてであり、頂いた製品を社内で試飲してそのおいしさに驚いたのを覚えています。
冒頭に話した通り、小林食品にある乾燥機は25m超の大型乾燥機になります。一度に大量の製品の味付け乾燥が出来るので、ボリュームがあればあるほどコストメリットが出せます。また、最近では味付け無しでアイテムの水分を落としたい、というご依頼もあったり。「こんなものを乾燥させたいんだけど、出来るのかなぁ」なんて疑問がありましたら、ぜひ一度ご相談ください。