07.製造現場見原奮闘記!

今号では、工場で行っている5S活動について紹介します。

 弊社の削り節工場はHACCPという国際認証を受けています。(詳しくは本紙5ページをご覧ください。) HACCPというと重要管理点の運用ばかりに目がいきがちですが、実はそれ以上に整備された環境がとても重要です。
その環境整備を行うにあたって、5S活動という考え方が非常に効果的です。

5S活動とは五つのSではじまる言葉をまとめたもので、それぞれ、整理(Seiri)整頓(Seiton)清掃(seisou)清潔(Seiketsu)習慣づけ(Syuukannduke)です。
基本的には上記の5つを計画的に実行していくと、安心安全な製造現場を実現できるのですが、実際にはなかなかうまくいくものではありませんでした。そこで弊社の工場でのうまくいかなかった部分とその改善方法について紹介いたします。

最初にあがるのが「計画通りにいかない」です。5S活動の参考書や研修で最初に学ぶのがPDCAサイクルを用いた方法です。PDCAサイクルというのは、計画し(PLAN)実行(DO)してから評価(CHECK)した内容を改善(ACTION)するというサイクルを回し続けるものです。
このことを学んで実行するのですがなかなかうまくいきませんでした。その理由は計画を立ててから取り組もうとしたからです。計画をこなしていくことばかりが先に立って、実行と評価の部分がおろそかになってしまいました。そうしますと、当然改善活動にもつながらずに意欲がなくなっていきました。

そこでPDCAサイクルの実行から始めました。具体的な行動を起こしてから、計画を練ることで、計画がより現場に寄り添ったものになりました。そして活動を振り返り、改善するというサイクルが回りだしました。一連の流れは今後にも役に立つ経験となりました。

つぎに「スタッフがそろって取り組む時間がとりにくい」です。こういった活動ではしばしばこのテーマがでてきます。今までの5S活動では、製造の合間にという気持ちでの取り組みでしたのでこのようなテーマがでてきていました。この解決のカギは‘話し合い’でした。
<次号へ続きます>