05.手を見る工場監査とは? ②

前回の続きで、手袋の7つの視点をご紹介します。

(3)どんな状態の手袋を使用しているでしょうか・・・手袋は作業していくと新品のきれいな状態から、汚れ、摩耗、破れによって、交換することが必要になるものです。手袋の交換基準は、誰もがわかるように明確になっているでしょうか。どのような手袋の状態が良い状態か、悪い状態か写真で工場の入口や製造現場に提示することもできます。現場で手袋の状態を見れば製造に関わる摩耗品や交換品に対する意識や管理状況が想像できるでしょう。
(4)手袋の交換ルールはあるでしょうか・・・どのような頻度で手袋を確認し交換するか、工場での交換のための仕組みと教育が行なわれているでしょうか。汚れが製品の品質にどのような影響を与えるか、その交換する目的をきちんと理解してもらうことがなにより大切です。
(5)手袋在庫のルール・・・手袋の交換が自由にできる場合は、使いすぎも抑制できるような管理方法も必要になります。交換するたびに使用交換記録として、日時と名前を記入管理する方法も実践できるでしょう。
(6)管理者による手袋のチェック・・・作業者自らが手袋をチェックすることが大切ですが、自分たちの仲間の手袋を日常的にチェックすることも大切な仕事のひとつだと認識してもらうことが必要です。
(7)手袋にどのような汚れや破れがあるでしょうか・・・手袋を交換する理由には工程品質改善のヒントが隠れています。気づかぬうちに手袋の変化点が問題発生の要因とならないように、モノづくりの変化点での問題意識を高め、チェックすることが大切です。

参考資料:品質管理研究所
弊社でも手袋の取扱いにはルールを作り、作業を行なっています。紹介した7つの視点のことも取り入れながら、良いものを作るという環境になっている事でしょう。