08.山彦日記

山彦は田舎に住んでいる。山彦は田舎暮らしでも世の動きには意外と敏感である。ただ一見して「なんじゃこりゃ?」という言葉がニュースから流れるには閉口している。
TPPやらグローバル化とか「PPAP」これは違うね…。ようするに日本語を話すなら日本語にしてくれとお願いしたい。エビデンス、コミットメント、以前村で開かれた「タウンミーティング」。村でやっても「タウン」ですか?最近は聞かないが「アジェンダ」。
その中で先月1月20日に就任したばかりのトランプ大統領の保護主義というのはわかりやすい。「自国の産業を守る」,「自国の利益を保護する」など何をどうするか具体的なことはともかく、何を意味するかは想像できる。
トランプ大統領のわかりやすさは他にもある。下世話な話題で恐縮だが、新しいファーストレディを見ると「トロフィーワイフ」という言葉が思い浮かぶ。トロフィーワイフとは某雑誌の記事で学んだところによると、「男性が勝者のあかしとして獲得する、誰もがうらやむような若くて美しい妻」の事。
トランプ氏が大統領をめざす以前に著わされた「トランプ自伝」を山彦はずいぶん前に読んだことある。トランプ大統領自ら語るほとんどの自慢話はたいがい忘れたが、当時の一人目の妻を「賢くてビジネスにたけている」とほめそやしていた部分だけは不思議と心に残っている。その記憶があるだけに彼の3人目の「若くて美しい妻」現在のファーストレディをみて感心するのである。大国の大統領のことを田舎者の山彦が言うのもなんだが、ある意味わかりやすい人である。
俗っぽい話のついでに低俗な気がかりをもうひとつ、それは顔のしわである。日本のかつてのアイドルは男女を問わず○十年前と同様にしわひとつないパンパンな肌である。それに対してケネディ前駐日大使はしわのめだつ顔でも知性と高貴さにあふれ、ミックジャガーもしわしわの笑顔で赤ちゃん誕生をよろこんでいる。こんなニュースが山彦は好きである。