05.検査の検証とは ②

前回に続き、検査の検証ポイントをご紹介します。
(4)検査環境のチェック・・・検査を正しく行うために、検査環境を整えることにどれだけ注意が払われているでしょうか。品質問題が起こるたびに検査者に原因を求めることは簡単ですが、検査環境が悪影響を与えることがないかを考えることが求められます。
(5)検査時間のチェック・・・検査を行うために必要な時間は、確保されているでしょうか。生産工程の作業時間に押されると検査の作業時間が短くなり、適正な検査時間が確保できなくなれば、検査を正しく行えません。検査時間と検査現場の実態については、特に注意することが求められます。
(6)検査教育制度のチェック・・・単に目の前にあるものを検査すればよいわけではありません。検査すること自体が作業目的化して品質を保証する意識が薄くなることがもっとも危険な状態です。どのようなポイントが大切かをしっかりと理解し検査として機能するような検査教育を実施していきましょう。
(7)検査力量のチェック・・・新人作業者が独り立ちするまでの作業教育期間や訓練方法を明確にして、先輩社員が隣についてサポートする制度や検査作業時間を長く取って、教育と同時に生産検査実務でのミス防止を図ることが大切です。その後、ひとり立ちした検査作業員の力量も確認すること大切です。
参考資料:品質管理研究所
毎日行えば、検査項目、製品の基準値も自然と頭に入るかもしれません。ですが、検査漏れを防ぐために、検査一覧表というものを製品ごとに作り、すぐに確認できる状態になっています。そして、少しでも検査の結果がいつもとは違う結果になってしまった時には品質管理者に連絡し、検査時の状況確認、現場のサンプルのとり方、製造ラインの確認を行い、問題となったものが何なのか追及しています