社員の声

小林食品に入社した先輩社員の声を集めました。

  • 中途採用入社5年が経過する立場で、
    当社の良いと感じるところ

    ①経営陣との距離が近く、意思決定が早い
    以前勤務していた会社では、何を決めるにもとりあえず申請書や稟議書の提出をしていました。しかし当社では、必要な理由を明確に説明できれば、口頭でも「よし、やろう。」と許可をもらう事ができ、書類に判子を3つも4つも揃えずとも実行に移す事ができます。企業規模の違いといえばそれまでですが、会長、社長、役員とも日常的に会話ができるからです。ただし、上述のようになぜ必要か、なぜこうするのかという自分の考えは要求されるので、そのための裏付け資料を持っている必要はあります。それを持って話をすれば、会長も社長も役員も下からの意見にも必ず耳を傾けてくれます。

    ②社員同士の距離が近く、仲が良い
    当社は4拠点を持っていますが、全部焼津市内にあります。そして新年会や社員旅行、研修会、バーベキューなどほぼ全員の社員が一同に揃う機会もあり、また工場間や小売店との間で応援もあり、総務という自分のような立場でなくても社員同士が顔見知りとなっています。仮に異動があったとしても、全く知らない所に放り込まれたという感覚はなく、早く馴染めると思います。

    ③業績が安定している
    当社の主力は業務用です。売上、利益とも安定した実績を続けています。また数年前には個人向けの高価格商品のブランドを立ち上げ、マスコミにも頻繁に取り上げられています。もちろん、奇をてらって一時的にマスコミの話題になるような企業もありますが、当社は上記のように確かな基盤があっての上で新しい挑戦をしている点で安定感が全く違います。当社は「優良な地場中小企業」であり、安心して仕事に取り組む事ができます。

    渡辺 照之(大卒)
  • 社会人として成長するには非常に恵まれた環境

    こんにちは。私はこの度、新卒採用者として小林食品株式会社へと入社いたしました、井上と申します。
    私どもの主な仕事は鰹節を削ることや、削った鰹節を加工することであり、私も4月から本社工場で鰹節を削る業務に携わっております。私は恥ずかしながら学生時代にアルバイトの経験が無く、怠惰な生活を送ってきたので急激な環境の変化に耐えられるのか、仕事はうまくやっていけるのだろうかなど、入社前から様々な不安が絶えませんでした。また有難いお話ですが、新しく大きなお仕事を頂いたということで丁度忙しくなる時期の入社となりまして不安は増すばかりでした。

    しかしながら、先輩方が少しずつ丁寧に作業内容を教えてくださり、また分からない事があっても質問にも分かりやすく答えてくださり、サポートにも入ってくださるので私も少しずつ仕事を覚えてきて、気が付いたら入社からはや一ヶ月が経ち、仕事の基本的な流れが身についてきた事を実感しております。
    弊社の特徴として、新人にもどんどん仕事を任してくださるので、私も4月当初から現場作業の流れを学んでいき、現在はまだ先輩方の手厚いサポートが付いてはおりますが、先輩方と同じ仕事を任されるようになってきました。今はまだ新人だからミスをしても仕方がないと言っていただけますが、自分でそのように考えることは間違っていることであり、そのお言葉に決して甘んじることなく、一日でも早く自立して周りの皆様に恩返しが出来るように日々邁進しております。
    少しずつ仕事を覚えてきた、現在の私の目標は昨日よりも今日、先月よりも今月の仕事内容を丁寧かつ確実なものとしていくことです。製造の仕事はその日の成果が目に見える形で出るので、上手くいかなかった日は何が駄目だったのか、反対に上手く終わった日は何が良かったのか考えることで、日々試行錯誤を重ねることによってこの目標を達成したいと考えております。仕事を任されることにより自分がやらねばと意欲が湧き、新人の育成にも力を入れてくださっているなど、私は社会人として成長するには非常に恵まれた環境に置かれているのだと実感しております。最初の目標が達成出来た暁には、さらに大きな目標をつくりこの恵まれた環境を存分に活かして、乗り越えていきたいと考えております

    井上 聖也(大卒)
  • これまでの技術力を受け継ぎながら、新たな製品や技術を開発していける

    新卒採用で入社して、商品開発課に配属しています。開発と一言で言っても多様な業務があります。

    まずは、お客様の要望を応じた商品開発です(受託開発)。受託開発について、営業部から「こんなお客さんがこんなものを作って欲しいです」の依頼を受け、要望を確認してから試作します。試作サンプルなどを依頼先へ提出し、お客様と話しながら修正し、最終案を決めます。最終案を決めるのに、何度も検討を重ねなければなりません。それはとても骨の折れる作業ですが、お客さまと一緒に解を見つけていくやりがいがあります。まさにお客さまのパートナーとして、裁量を持って物事を動かしていける仕事だと思います。そして、作業手順を現場の方と話しながら商品規格などを決め、量産製造を始めます。当社はかつお削り節屋ですが、依頼してくる案件は必ずかつお削り節とは限りません。持っている設備を生かした受託製造もあります。

    そして、「こんな製品あったらいいなぁ」と思ったら自主開発です。良いアイデアを実現できましたら、随時試食会を開けます。また、自部門はもちろん、他部門の方も積極的にアドバイスをいただけますので、一人の開発ではなく、みんなの開発のようにワイワイして商品を作っています。そして、営業、品質保証、工場など、さまざまな部門と連携を取りながら、最終的に自分も、お客さまにも、納得していただける商品を作り上げて行きます。各部門とのやり取りで、これまでの技術力を受け継ぎながら、新たな製品や技術を開発していけることを嬉しく思います。

    最後に、現行製品の改善などです。自社製品だけではなく、受託開発にも良くあるケースです。たとえば、現行品のA資材は廃盤となってしまうことで、代替品の作成などです。また、その他に商品表示や規格書、見積書も作成します。
    会社の良いところは、職場のメンバーは気さくで話しやすく、仕事の相談も親身になって答えてくれる方が多いです。仕事に対してはシビアな面もありますが、普段は趣味や生活面の話なども気さくに話せる方々ばかりで、雰囲気はとても良いと思います。仕事がしやすい環境がつくられていることが、当社の良いところだと感じています。

    ホァン・チャオ(大卒)
  • この日本の伝統食をこれからも遺していけるように誇りを持って頑張っていきたい

    私は小林食品の田尻工場で働いている鈴木と申します。
    今日は私が小林食品でどのような仕事をしているのかお話しさせて頂きたいと思います。
    まず、私は小林食品に入社してから、3年になります。この会社には転職という形で入社しました。前職はホテルのベルボーイ、フロントスタッフをやっていましたので、今の仕事は全く何もわからない状態からスタートしました。

    私は入社後、節を0.3mm~1.2mmに削る厚削りや節を細かく砕いた粉末製品の製造を三ヶ名工場で担当し、その後田尻工場へ異動し、現在は節を0.02mm~0.3mmに削る薄削りの製造を担当しています。

    次に私がこの仕事をしていて魅力に感じていることをお話ししたいと思います。
    まず一つ目は、勤務形態です。私は結婚していて3歳になる息子がおりますが、シフト制で休みも不定期、夜勤もあった前職とは異なって、朝から夕方まで働き夜は家で過ごせる、週末はお休みという生活スタイルはとても魅力的だと思っています。家族のことはもちろんですが、自分の趣味のサーフィン、釣り、サッカー、アクアリウムなどもしっかり楽しんでいます。
    生活にメリハリをつけて、仕事もプライベートも大切にして楽しく働いています。

    2つ目は、仕事をどんどん任せてもらえることです。私は製造スタッフとして勤務し、作業していますが、それ以外にも三ヶ名工場では業務改善提案書の集計、社内報に載せる社員紹介の取りまとめや、【5S】という「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾」の5項に基づいた工場改善推進計画の担当リーダーをやらせてもらいました。田尻工場へ異動してからは、工場内の防虫や新入社員の教育担当もやらせてもらっています。社長をはじめ、会社の上司が社員に成長のチャンスを与えてくれるので仕事にとてもやりがいがあります。

    最後に3つ目は、削り節という日本の伝統食に携わっていることです。私が見たある記事によると鰹節は室町時代には、現在みなさんも食べているような削り節として食べられていたそうです。歴史のある日本の代表的な伝統食です。私はまだまだ削りの工程や技術について勉強中ですが、この日本の伝統食をこれからも遺していけるように誇りを持って自分の仕事を頑張っていきたいなと思っています。

    鈴木壮哲(大卒)