仕事内容紹介
小林食品の仕事内容をご紹介いたします。
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製造課
滝井 敦小林食品では、業務用の削り節を製造しています。
では、小林食品の仕事内容はどんなものかと言うと、原料を冷蔵庫から取り出し、削り機に原料を入れます。削り機の電源を入れると、投入した原料は均一な厚みで切削され、削り花が出来上がります。
しかし、ただ削るのでは無く、均一な厚みを出す事がなかなか難しいのです。
原料節を削る削り機には高速回転する盤が取り付けてあり、そこには14枚のカンナ刃が円形に並んでいます。このカンナ刃の刃先を均一に盤から出す事で、同じ厚みの削り節が出来上がります。
1枚でも厚みが揃わないと口に含んだ時の食感が悪くなりますので、カンナ調整はとても重要で神経を使います。
綺麗に揃えたカンナ刃で削られた削り花はフワフワとしていて、食感は勿論、見た目も綺麗で、製造スタッフとして「やったぜ!」と思える最高の満足感が得られる瞬間です。
削り節の厚みは、0.01㎜から1㎜まで幅広く取り扱っていますので、製造スタッフの技術が試されます。
最後に削られた削り花は、お客様の使用用途により水分値を調整し、出荷されます。
均一な厚み・均一な水分値で管理された削り節は、お客様からも満足のお言葉を頂くのです。 -
品質検査
鈴木 真美品質検査室では安心しておいしい食品を提供できるように製品の検査を行っています。
品質検査における「検査」とは、品質の特性を、試験・測定・目視などにより品質判定基準と比較し、モノの良し悪しを判定し不適合品を除去し、後工程に不適合品を流さない事を狙いとして行われている活動です。品質の特性にもなっている、試験・測定・目視に弊社の目線でお話しします。
- 試験・・・
- 製品ごとに微生物検査を行い、製品の合否を出します。新しい製品に対しても幾度となくテスト製造を行い、お客様に満足していただける製品づくりを行っています。
- 測定・・・
- 理化学検査である、水分・塩分・粗脂肪を測定しています。
- 目視・・・
- 製品の出来栄えの確認、製造工程の現場確認、問題点の診断、不良の発生・流出要因の調査などを行っています。
最終的に微生物検査を行い、製品の合格・不合格をしていますが、中には水分や塩分の規格値が設けている製品もありますし、鰹節の削りも重要になります。
そうした中で鰹節を削る機械で削っただけではわからない事は測定をし、製造員の目視による出来栄えの確認なども行っています。