13分あればできる一人暮らし向け簡単和食メニュー

「和食のレシピを知りたい」かつ「簡単にすぐ作りたい」
皆さんもこのように思っているのではないでしょうか?
和食の基本は「一汁三菜」です。一汁三菜とは、一点の汁物と三点のおかずが含まれる献立のことを指します。 汁物とは味噌汁やスープなどのことで、主菜はメインの肉料理や魚料理、副菜は付け合わせです。
一人暮らしだと仕事終わりに手の込んだ料理を作るのは大変ですよね。
この記事では、13分程度で作れる簡単な和食(一十三菜)を紹介していきます
仕事終わりで疲れていてもサッと作れる和食のレシピを知ってもらえれば幸いです。


1.ひとり暮らし向け・簡単和食メニュー例

一汁:豆腐とわかめの味噌汁(調理時間5分程度)
【材料】1人分
だしの素(小さじ1)

豆腐(1/4丁)

乾燥わかめ(小さじ1〜2)

味噌(大さじ1)

ねぎ(お好み)
【作り方】

①だしの素を200mlの水にだしの素を小さじ1溶かして、だしを作ります。時間をかけて一からだしを取りたい場合は、昆布やかつお節から取っただしを使うことも可能です。

②豆腐は食べやすい大きさに切ります。1/4丁が目安ですが、お好みで増減しても大丈夫です。乾燥わかめは軽く水で戻しておきます。戻さずそのまま使うこともできますが、少しだけふやけさせておくと食感が良くなります。ねぎは小口切りにします。

③鍋にだしを入れ、火にかけます。だしが温まったら、豆腐とわかめを加えて温めます。

④別の小皿に味噌を入れ、だし少量を加えてよく溶かします。その後、溶かした味噌を鍋に入れて全体を混ぜます。味噌が溶けたら、火を弱めて、沸騰しないように気をつけながら温めます。味噌がしっかりと溶けて具材が温かくなったら、最後にねぎを加えてひと混ぜして完成です。

ほうれん草のおひたしと同時進行で作ることが可能です。

主菜:豚の生姜焼き(調理時間8分程度)
【材料】1人分】

豚ロース薄切り肉(しょうが焼き用)…200g

玉ねぎ…1/2個スライスしたもの

サラダ油…小さじ1

【調味料】
醤油…大さじ2

みりん…大さじ2

酒…大さじ1

砂糖…小さじ1

生姜チューブ…(小さじ1)

【作り方】
①フライパンに油を熱し、豚肉を中火で焼き色がつくまで両面焼く
②玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。

③混ぜておいたタレを加え、中火で2分ほど煮詰めれば完成

 

副菜①ほうれん草のおひたし(調理時間5分程度)
【材料】(1人分)
ほうれん草(1/4束)

しょうゆ(小さじ1〜1.5)

みりん(小さじ1)

だし(小さじ1) ※だしの素でも可

塩(ひとつまみ)
【作り方】
①小鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させ、塩をひとつまみ加えます。塩を入れることで、ほうれん草が鮮やかな緑になります。ほうれん草を根元から入れ、約1〜2分ほど茹でます。茎の部分がしんなりしてきたら、葉も全体を茹でてください。

②茹でたほうれん草をすぐに冷水で冷やします。その後、水気をしっかり絞ります。水気が多いと、味が薄くなるのでしっかり絞ることが大切です。

③水気を絞ったほうれん草を、食べやすい長さ(約3〜4cm)に切ります。

④小さな器で、しょうゆ、みりん、だしを混ぜておきます。だしの素を使う場合は、適量の水で溶かして使ってください。

⑤切ったほうれん草をボウルに入れ、合わせた調味料を加えてよく和えます。

⑥ほうれん草を器に盛って完成です。

 

副菜②ひじきの煮物(作り置きをおすすめします。冷蔵保存で4日間保存できます)
【材料】(1人分)×4日間(調理時間10分程度)
乾燥ひじき(大さじ4)

にんじん(½本)

しいたけ(4枚、またはしめじなどのきのこでも可)

だしの素(大さじ3)

醤油(大さじ2)

みりん(大さじ1)

砂糖(大さじ1)

酒(大さじ1)

ごま油(大さじ1)

白ごま(お好みで)

【作り方】
①乾燥ひじきは水で戻します。ボウルにひじきを入れ、水を加えて5分ほど置き、戻します。その後、水気をしっかり絞ります。
②にんじんは皮をむき、細切りにします。しいたけは石づきを取り、薄切りにします。

③フライパンにごま油を熱し、にんじんを軽く炒めます。しんなりしてきたら、しいたけや油揚げも加え、さらに炒めます。

④炒めた具材に戻したひじきを加え、だしを注ぎ入れます。中火で煮立たせ、醤油、みりん、砂糖、酒を加えます。火を少し弱めて、5分ほど煮ます。ひじきにしっかりと味が染み込んだら、火を止めます。

⑤煮物が少し冷めたら、白ごまを加えて、全体をよく混ぜます。

⑥ひじきの煮物を器に盛りつけて、完成です。


2.ひとり暮らしでも和食を簡単に楽しむ工夫

①基本の食材をストックしておく
ひとり暮らしだと、食材が余ってしまうことがあります。そんなときに便利な食材を常にストックしておきましょう。和食の基本となるものを揃えることで、簡単に料理を作ることができます。
調味料:醤油、みりん、砂糖、酒、だしの素(または昆布、かつお節)

乾物:乾燥ひじき、わかめ、切り干し大根、乾燥しいたけ、昆布

缶詰やレトルト:大豆の水煮、鯖缶、しらたき、味噌
これらがあれば、だしを取ったり、簡単に具材を足して煮物やおひたし、味噌汁を作ったりできます。
②電子レンジを活用
調理が面倒だと感じたときには、電子レンジを活用しましょう。レンジで作れる和食はたくさんあります。
レンジで作るおひたし:ほうれん草や小松菜を耐熱容器に入れて、ラップをかけてレンジで加熱。加熱後にしょうゆ、みりん、だしを合わせて和えるだけで簡単におひたしができます。

レンジで茶碗蒸し:卵とだしを混ぜてレンジで加熱すれば、ふわふわの茶碗蒸しが完成します。具材を変えるとバリエーションが楽しめます。

レンジで煮物:小さな耐熱容器に、だし、醤油、みりんなどを入れて、根菜や豆腐を加えてレンジで加熱。煮物があっという間に出来上がります。
③小分けして冷凍
和食は一度に作る量が多くなることが多いですが、冷凍を活用することで作り置きができます。特に煮物やスープは冷凍しておけば、後で温めるだけで食べられるので便利です。
煮物:大根や人参、こんにゃくなどを使った煮物は冷凍しても美味しさが変わりません。小分けにして冷凍すれば、後日手軽に食べられます。

味噌汁の具:味噌汁の具(豆腐やわかめ、ねぎなど)を小分けにして冷凍しておくと、後で温めるだけで簡単に味噌汁が作れます。


3.まとめ

今回はひとり暮らしにおすすめついてお話しさせて頂きました。
和食の基本は「一汁三菜」です。(主食・副菜・主菜・(汁物)をそろえることで、栄養のバランスがとりやすくなります。また、食事の時間はバラバラではなく、朝昼晩と毎日規則正しい時間に食べることで生活習慣病の予防にも繋がります。
この記事では、和食のレシピをまとめましたので、是非活用して皆様の料理に役立ててください

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