10分あれば簡単にできる! 刺身の切り方4選!


1.10分あれば簡単にできる! 刺身の切り方4選!

「釣った魚を自分で捌きたい」「魚を綺麗に刺身にするコツを知りたい」

そんなことを考えた経験はありませんか?多くの人は「そもそも刺身はスーパーや市場で買うことがほとんど…」「いざ始めようとしても綺麗に切れる自信が無い…」と思われるかもしれません。しかしそんなことはありません!私もこの記事で初めて刺身の切り方に挑戦してみました。刺身のコツは何回も刃先を入れるのではなく、一回で切ること、包丁は握りしめるのではなく親指と人差し指で力を入れずに切るなど、具体的な解説を記載していますのでこの記事を読めば誰でも簡単に刺身の切り方を学べます!また、刺身には様々な切り方があるのでこちらも踏まえて解説していきます。

1刺身の基本はここから!包丁の持ち方と切り方

包丁持ち方は刃元から指一本半くらい空けて持ち、手元の刺身が見えるようにします

切り方は包丁の刃元を刺身にあてて、手前にすっと一回で切ると見た目が綺麗に切ることができます

刺身は柔らかく崩れやすいので、身に負担がかからないように、できるだけ触る回数を少なくします

写真のように手で握りしめるのではなく、親指と人差し指で包丁の持ち手部分をつまむように持ちます

1-1.マグロやカツオなどの厚身がある魚は平造りの手順で切る

今回はマグロを使用して実践します

柵の繊維を左下から右上の向きになるように置きます(写真の通り)

柵の厚みが違う場合は、厚い方が奥、薄い方を手前に置くと切りやすいです

右側から繊維に対して、直角に包丁を当てます。刃元から刃先を使い、一度で切ります

直角に包丁を当てることで、筋が断ち切られて、食べた時の口当たりがよくなります

大きさは1.5㎝ほどが理想です

切った身は包丁につけたまま倒し、右側に置きましょう。なるべく大きさを統一して切ると見栄えが良くなります

 

1-2.タイやヒラメなどの魚はそぎ切りの手順で切る

今回はタイを使用して実践します

柵を右上がりに傾けて置きます。左手を軽く添えながら、包丁を斜めにして刃元の方から入れます

右側から刃を寝かせて、薄くそぐように切りましょう

この時、包丁を前後に動かすと身が崩れてしまうので注意が必要です。柵を押さえる手で身をつかみ、左側に重ねましょう

刃を引いた時に一度で切れない場合がある時は、刃を入れ直して切ると身が崩れにくくなります

今回紹介した切り方の中でこのそぎ切りが1番難しいと感じました。ただ、切り方を知った上で練習を繰り返すと早く綺麗に切れると感じました

1-3.イカなどの薄い身には細づくりの手順で切る

今回はイカを使用して実践しました

刃先を立てて入れ、奥から手前へ一気に引いて切ります

これを繰り返して切り続けていきます

切りおえたイカはそのまま皿に盛ると身が薄いため、貧相に見えてしまいがちです。そのため、箸を使用して身をすくいあげ、1/3ほどの位置で折り返すと綺麗な見た目で盛り付けられます

1-4.番外編・食べ応え抜群!お店の料理にも使われる見栄えのいい角づくりの手順!

この角造りは平造りと同じ厚みのある魚に適した切り方になります

今回はサーモンを使用して切っていきます

1で紹介した平造りと同じ切り方で、約1.5cm幅で切っていきます

切った刺身の向きを縦に変え、約1.5cm角になるように、包丁を引いて切ります

1.5㎝は食べやすく食べ応えを感じやすい大きさなのでおすすめです

以上で完成です!


まとめ

プロのような切り方でなくても、基本を押さえて切れば刺身はそこまで難しい料理ではありません。切り方に慣れてくれば自分の好きな魚にも挑戦しやすくなります。まずは自分がやりやすいと思った切り方を練習してみましょう!

 

 

 

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