和食を作るときに最も重要な基礎となる「出汁」
手間は掛かりますが本格的に和食を作るときには「出汁」作りは欠かせません
しかし、和食を作るたびに出汁を作るのは大変ですよね
できることなら作った「出汁」を作り置きしておきたい!なんて思ったことはありませんか?
出汁の保存は冷凍保存で2週間以内に使用するのがおすすめです
今回は出汁を毎日取っている出汁プロの私が最も適切な保存方法をわかりやすく説明しますので今後の和食ライフに是非生かしてくださいね
目次
1.出汁の保存期間
出汁の種類は鰹、鯖、鰯、あごなど様々ありますが、いずれも自分で作った出汁は保存料が含まれていない為、保存する場合は冷凍で2週間以内、冷蔵で3日以内で使用するようにしてください
理由としてはそれ以上時間が経ってしまった出汁は、本来の風味が損なわれてしまう恐れがあるからです
基本的に時間が経てば経つほど少しずつではあるものの劣化していくものなので早く使用するにこしたことはないので早めのご使用を推奨します
1-1.冷凍保存は密閉容器に入れて期限は14日以内
製氷機などに直接出汁を入れて保存も可能ですが、そうすると出汁がむき出し状態になり庫内の臭気を吸い取ってしまい品質が落ちます
解凍した際に出汁が臭くなるので密閉された容器がおすすめです
①出汁ガラを取り除く
②出汁の粗熱を取る
③次回使用する分に合わせた保存容器に入れる
④保存期間を表示して冷凍庫に入れる
⑤保存期間以内に使用する
使用する前日に冷蔵庫に移して解凍します
溶け切らない場合は電子レンジでのあたためも可能です
1-2.冷蔵保存は密閉容器に入れて期限は3日以内
冷蔵保存も基本的には冷凍保存と全く同じ方法で大丈夫です!
①出汁ガラを取り除く
②出汁の粗熱を取る
③次回使用する分に合わせた保存容器に入れる
④保存期間を表示して冷蔵庫に入れる
⑤保存期間以内に使用する
冷蔵保管なのでそのまま使うことができます
2.冷凍保存のメリット
冷凍で保存することで約半月ほど品質を落とさずに保存が出来て日持ちが良いです
注意点としては長く保存する場合に冷凍庫の臭いが移ってしまう可能性があるのでしっかり密閉させて保存してあげてください
3.冷蔵保存のメリット
冷蔵で保存することで出汁を作った時と同じ状態で保存ができるので使うときも必要な時に冷蔵庫から取出して、出汁を作りたての時と同じように温めて使用するだけなので忙しい時でも非常に簡単です
注意点としては保存期間が冷凍保存に比べ、3日以内とかなり短いので次の日も使う予定がなければ冷凍保存にするべきでしょう
4.保存容器のおすすめ3選
出汁の保存をするに向いている容器は耐冷耐熱である必要があります
よくある100均にある耐熱容器であれば充分に対応しています
今回はその中で私がおすすめする3選を紹介します。
4-1.種類が分けれる小さい密閉容器
手のひらサイズくらいの耐熱容器です
種類毎に分けられるのとちょうど一人分位のだしをストックしておくのに便利なのでおすすめです
4-2.使う分だけ使える小分けの密閉容器
出汁をたくさん作った時に小分けにしておけるので氷を使うときみたいに
必要な分だけ取り出して使えるのでおすすめです
4-3.場所を取らないパック型容器
チャック付のパウチは出汁の分しか容積を取らないので冷凍庫の隙間にも置けて
かさばらないのでおすすめです
5.まとめ
いかがでしたか?出汁の保存をすることで一番のメリットはとにかく手間が省けるということです
ただ、使用期限を守るようにしてできるだけ早く使うことを意識することが大切です
出汁は時間が経てば経つほど劣化します
以上のことをふまえて上手に出汁を保存していただければ幸いです
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